占い、カウンセリングの時間を1時間としている理由

米子で占いとカウンセリングをしているゲッターラボの藤原です。

たまに問い合わせで、「時間はどのくらいかかりますか？」と聞かれる時があります。
お急ぎの相談だけど時間に余裕がないなんて時もあるのですが、この質問をされる人って「20～30分ぐらいでは終わらないの？」って事を聞きたい方が多いんです。

確かに、多くの占い師さんとかをみますと「60分」もありますが、「20分」とか「30分」なかには「15分」なんて短い時間設定をされている方も多くお見受けします。当然、時間が短くなれば料金も比例して下がります。

ゲッターラボでは現在は1時間（60分）からにしていますが、当初は1時間30分（90分）からにしていました。

なぜ、「短い時間」の設定をしないかっていうとそれには理由があるんです。

「占い」っていうやつは、相談者さんの悩みの答えや原因を見つけ出す事や将来がどうなるかを見つけ出すことが主なも目的です。これに僕の場合はその人の問題や悩みを解決するための改善策を出すことが加わります。

その「答え」「原因」「未来の情報」「改善策」って言うのは、その相談者さん自身の無意を通じて導き出されるんです。

そうなると、占いをする時にはその相談者さんの意識が何処に向いているかがすごく重要になるんです。これを「場を取る」というのですがこれができていないと、どんな占いであろうと霊能者であろうと「答え」は間違えるんです。

占いやカウンセリングをしていると、その相談者さんが思っている悩みは本質的には相談者さんが考える原因や理由などではないことが多いんです。

例えば、これは実際にあった事例ですが、A子さんは今付き合っているBさんと言う男性がいます。
Bさんとのお付き合いはそろそろ2年ほどになってお互いに結婚を意識するようになってきました。

そんな時にBさんから結婚の事を言われたのです。正式にプロポーズをされたわけではないのですが、そろそろお互いにそれを考える時期でBさんは結婚がしたいということでした。A子さんも結婚を意識しているのでプロポーズをOKしても良いとは思っています。

そこで、A子さんは僕に「Bさんとの結婚について占ってほしい」とセッションを依頼されました。

セッションの時に、「相談内容」をまずはお聞きしますので、今、書いたような事情をお話になり「Bさんとの結婚とか今後をみてください」ということでした。

ここで、僕が普段、こういった相談に使うことはパーソナル心理学でのお二人の素質の違いなどによる「相性」的なお話と易の占い（コイン占い）による未来を見ることと改善策を出すことです。

これ「ただ占う」のであれば、「Bさんと結婚したら」で易の占い（コイン占い）をすればすぐに答えはでます。

それなら、流石に15分は難しいですが30分あれば十分できます。「良い、悪い」も「いつの時期」も出せますし、「悪い」ならその原因もわかりますし改善策も出せると思います。

でも、ここで僕はまずはパーソナル心理学での「素質の違い」のお話をします。

A子さん自身もBさんの事に関してもすごく当たっているとのことだったので、「注意点」とか「違いから起こるトラブル」などを話したり、「Bさんの今は見せていないけど、結婚などをすると見せてくる部分」などをお話しました。

その流れで、いろいろな事を心理学やスピリチュアルな観点からお話を聞きながら答えたりしていったんですね。

すると、A子さんは「Bさんとの結婚」と言うよりも「結婚」とか「夫婦での生活」の方に不安を持っているんです。

しかも、このBさんの素質から見た「結婚したら見せる部分」というのが、A子さんが思う不安な事に当てはまるんですね。

なので、この相談って「Bさんとの結婚」というよりも「A子さんの恋愛や結婚に対する不安」が悩みの原因なんです。
ですので、易の占い（コイン占い）の問は「Bさんと結婚したら」ではなく「A子さんが幸せになれる恋愛、結婚をするには」だったんでうすね。

すると、占いの答えは「恋愛運はあまり良いわけではないけどダメなほど悪くないし、Bさんとの関係せいも悪くない」のです。でも、「このまま恋愛の段階を進めていくと「災になる」だったんです。

その理由は、A子さんの「結婚」に対する意識とA子さん自身の人生が占い的に言うと「空亡」になっていてなおかつ「動いていない」からでした。

これのせいで、恋愛が段階を進めればどこかで「災い」になるってことだったんです。

ですので、僕のアドバイスはまずは「Bさんと言うよりも、A子さん自身が結婚に何を求めているのか、そして人生自体になにがしたいのか、どういう人生なら心地よいのか楽しいかを少しでいいので自問自答して考えてみてください。そこが完全に埋まらなくていいですが、それを無しに結婚をすればその結婚で悩まされて『学びの結婚』になりますよ」と言ったんです。

あと、「多くの人は、そんな事まで考えずに結婚をすることが多いですが、その時は必ずその結婚相手の事で悩まされて今、言ったような事を気づかなければいけない『学びの結婚』になって苦しむんです。そうなる前に無意識にA子さんは気づいてそんな話をする僕を選んだんだと思いますよ」

そんなお話をしました。

これ、パーソナル心理学やカウンセリングの部分がなく、「Bさんとの結婚」で単に占っていたら「恋愛運はあまり良いわけではないけどダメなほど悪くないし、Bさんとの関係せいも悪くない」の方だけがでてきたんだと思います。

それはA子さんの意識がカウンセリングなどのお話の部分がないとそうなっていないからです。

今回は、A子さんがあまり時間がないということだったので60分で終わりましたが、お時間とお金が許すなら本来ならその「結婚」や「結婚生活」への不安の原因も探らないと本質的な解決にならないかもしれません。

「ご両親かな～」とは思ったのですが、そこまで話す時間はなかったので・・・

一度にあれもこれもという事は難しいのでまたご縁があればセッションを依頼されるでしょう。

こんな感じで、僕は「場を取る」ってことをとても重要だと思ってるので「60分」からが基本なんです。

何度か、セッションを受けてくれたりしている方にはある程度の事情や状況もわかっていますし、その方自身も自分の問題の本質的な部分を知っておられる事が多いので、いきなり占いだけして占いの答えと改善策を教える場合もあります。

セッションは対面でも電話などでもできますので興味ある方はお問い合わせくください。

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