人間関係の悩みを解決、自分自身を知ることのお手伝いをしている占い師でカウンセラーの藤原です。
恋愛とか結婚に関する相談は、僕が受ける相談のなかでも最も多い内容の一つです。
そんな恋愛などですが、よく聞かれるのが「相手との相性」です。
これはこのブログでもメインでお話しているパーソナル心理学での「持って生まれた素質」っていうやつから、「相手と自分」とか「自分に合ってる人」って言うのを聞きたいって事なんですね。
この「相性」ってお話は「占い」ではよく出てくる事ですが、ここで「占い的な相性」と「素質での相性」って違うんですよ。
言葉で説明が少し難しいのですが、「占い的な相性」って言うのは「理由はよくわからないけど惹かれる」みたいな感じです。
「素質の相性」っていうのは、行動とか言動とか思考や捉え方がお互いに「わかりやすい」とか「伝わりやすい」「理解しやすい」って違いからくるギャップの度合いのような感じです。
ここで厄介なのは、占い的な相性と素質的な相性って必ずしも「イコール」ではないんですよ。
すると、占い的に相性の良い相手でお互いに「惹かれる」のですが、素質的には理解が難しい相手だと一緒にいればいるほど相手との間で摩擦が起きて悩みます。
逆に素質的な相性がいいのだけど占い的な相性が悪いと、出会っても最初はピンとこないんで何か相手の事をよく知るためのきっかけのようなものが必要になるんで「確率」が落ちてしまいます。
そして、これらの両方もしくはどちらかが良いからと言って付き合ったり結婚すれば上手くいくのかっていうと必ずしもそうでもないんですね。
それは「相性」の以前に「縁」が必要でこの「縁」の方に問題があれば「相性」とか以前の問題になってしまいます。この縁に関するお話はこちらで解説しているのでこの記事と合わせて読んでみてください。
https://michibiki.blog/?p=211
この素質的な相性ってやつですが、付き合ったり結婚したあとにも影響は大きいのですが、その前に「出会い」の部分にも大きく影響します。
例えば、相談でよくあるのが彼氏とかはできるんですが「続かない」って相談です。
これは、先程紹介したブログ記事に書いてある「学びの相手」で悩むからって場合もあるんですが、多いのは「他人軸」の強い素質などが入っている人が「引っ張ってくれる人」「守ってくれる人」を好む傾向があるんです。
これは他人軸の人は「相手に合わせてる」ほうが楽なので、相手が主導権をとって引っ張ってくれたり守って欲しいんですね。その時に「強い」と「自分勝手」を勘違いするんです。
そして、「引っ張ってくれる」=「行動力がある」になるですが、この行動力がある素質のタイプって往々にして自己中だったり浮気性だったりするんですよ。
もちろん、そんな素質のタイプが必ずそうするわけではないので、それは人生経験の中でその素質の部分をそんなふうに出していない人もいます。素質の行動は「悪い方」にだすか「良い方」にだすかの違いです。ただ、その素質をもっていると確率的にそれが起こりやすくなるって事です。
これ特に女性が彼氏を探しているときなどは、真っ先に寄ってくるのがこの「行動力のあるタイプ」なんですね。そうすると確率的に自己中だったり浮気性な人が多くなるんです。
そして他人軸の人はその行動力や自分があるように見える部分を、「守ってもらえる」「引っ張ってくれる」と勘違いし、他人軸の人は相手に合わせるので「押し」とっても弱いのでそのまま付き合って・・・・
ダメ男ばかりを見つけてきて付き合っちゃうのってこのタイプが多いんですよ。しかも、他人軸の人って「人のため」も強くするので、そんなダメ男にも「私がいなければ」みたいに相手の為をするので余計にそこにハマってしまうってパターンだったりします。
逆に自分軸の強いタイプの人だと、自分軸の強い人の特徴って相手に会わせるのが苦手なんです。でも、やっぱり女性の恋愛だと最初に寄ってくるのは「行動力」のある素質の人たちになります。
自分軸の強い女性って自分が他人は関係なくどんどん行動していけるので、男性にも行動力があって強い人を求めやすい傾向はあります。なので、最初に寄ってくるタイプに興味は持ったりするんですが、「合わせられない」ので付き合うまで発展しなかったりします。
すると、このタイプの人って自分に合わせてくれる人を好んで付き合うようになるんですね。
そうなると確率的には他人軸の強い人になるんですが、他人軸は合わせてはくれますがその代わりに引っ張っていってくれたり「守る」感じは弱いんですよ。この自分軸の強い人が男性ならこれでいいのですが、女性だといくら自分軸が強いと言ってもやはり女性は何処かで守ってほしいとか引っ張ってほしいとも思うんで「物足らない相手」になったりします。
ここで、他人軸が強いから「相手に合わせる」ってのは他人軸の特徴ですが、「合わせる」と「自分がない」のは別ですし「合わせていて自分がない」と「無責任」にもなります。
これどういう事かって言うと、「行動力があってすぐに寄ってくる相手=自分勝手で浮気性の人が多くなる」「他人軸で相手に合わせれるけど、自分がなくて無責任」ってなってるのは、素質を悪い方に出してる時なんです。
ということは、「良い方」に出している人に出会えればいいわけなんですよ。
ただ、その良い方に出すにはそれなりの人生経験が必要になります。
そうなると確率論的には年齢を重ねている人の方がそうなってることが多いって事にはなるんです。だからって年齢を重ねても悪い方にだして、むしろ年を取った分が頑固になって余計に悪くなっている人も多くいます。
そうなると、やっぱり必要になるのは「縁」なんですよ。
縁があれば若くても素質の良い方に出している人には出会えます。
その「縁」を良くする方法の第一歩は「自分を知る」って事なんです。
多くの人は自分の事をわかっているようでわかっていません。多くは「自分」と思っている行動や言動は「誰か」に教えられたりさせられている「正しい」だったりします。
無意識に素質に行動をしていても、その素質からくる「理由」がわかっていませんから求めているものを勘違いしたりもします。
これは「恋愛」とは直接は関係ないのですが、人って自分の素質にない部分とか反対の部分を人生で学ばされます。この学びは自分の行動でさせられることもありますが、多くは「人」で学ばされます。
その時に、最初は友達の友達みたいなところに現れるんですが、そういう「反対」の相手は多くは苦手だったり嫌いだったりするので当然ですが友達にはなりません。
それでは学べないので、どんどん近いところで離れにくい相手として現れます。
いつまでも学べないと最終的には「恋人」「結婚相手」として現れたりします。その時は学ぶために「好き」だと錯覚させられるんですね。
でも、こういう相手って最終的には「悩み」ににしかならないんですよ。
僕が思う「自分らしい生きかた」って自分の事を知って、素質に合った生き方をすることなんです。
それができている人の「縁」ってもはや相性とか関係なかったりはします。
まあ、関係ないんですが占い的、素質的な相性の良い相手の方が馴染みやすくて惹かれやすいんで、そんな時はこれの両方、もしくはどちらかが良い相手だったりはするんですが、それは「良い縁」ってのがあっての結果論です。
「本当の自分を知る」
「本質的な自分を知る」
人生の中でのできごとから学んでいけますが、「持って生まれた素質」を知っているとかなり近道はできたりしますよ。
それではこれで終わります。
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