人間関係の悩みを解決、自分自身を知ることのお手伝いをしている占い師でカウンセラーの藤原です。
生年月日からその人の持って生まれた素質を分析する「パーソナル心理学」を使って話題の人や気になる人を解説するこのシリーズですが、今回は高市早苗さんです。
「誰?」って人はまさかいないですよね笑
なので、何者で何故話題なのかは書く必要はないかと思います。
今回の自民党の総裁選で自民党総裁に選ばれ、日本初の女性総理大事になる可能性が高い人です。今までなら自民党総裁=総理大臣でしたが少数与党の自民党では野党が1つにまとまれば野党から総理大臣が出る可能性はあるんですが・・・・
どうなるんでしょうね~
経済、福祉、防衛などすべて待った無しの状態のこの日本で次の総理大臣になる高市さんはまさに火中の栗ですから大変だと思います。
そんな危機的状況でこの高市早苗という人はどんな人なんでしょう?
毎回、書きますが僕は高市早苗さんとは知り合いでもないですし関係者も共通の知り合いもいませんので、あくまでも「持って生まれた素質」での確率の高い事をお話していますので「真実」かどうかはわかりません。
オンリーワン
高市さんの本質の素質は一言で言うと「オンリーワン」な人です。
とにかく自分のペースで自分の為に自分の時間で生きていきたい人です。
良い意味では「強く自分を貫ける人」ですが、反面で「協調性」という面では欠けてしまうことが多い素質です。
そして、このブログでよく出てくる「フィックス、フレックス」で言うと、本質だけでなく組み合わせでも非常に強いフィックスです。
フィックスの強い人は、物事を常にロジック(論理的に)考えるのでそれが余計に協調性を無くす時があるので「自己中」にも見られる時があります。
前回の総裁選で敗れた後に麻生さんから「次の為に集まりには顔を出しておけ」って言われたってことですが、他の議員の集まりとか飲み会なんかには一斉出ない人だったようです。
このタイプの人は、自分のペースでいたいのとロジカルが強いので情緒的な面での人とのつながりがいまいちよくわかりません。
なので、「付き合い」というのの意味がわからないんですね。
何か特定の話し合いとか決める事が合ってに「集まる」はわかるんですが、集まっていろいろ話たりする事で相手の事がわかったり距離感が縮まったり、やはり「人」ですかたよく顔を見る相手だと融通を利かせたり的なことがいまいちピンときません。
それと、この本質のタイプは自分の行動を決めるのは全てが「自分」って考えるので、相手に合わせるとかってのが苦手です。
素質には全般的に言えるんですが、どうしても人は「自分の素質」しか見えませんからそれが相手も同じだと無意識に思いがちです。
すると、「人は人自分は自分」が非常に強いこの本質の人は、例えば飲み会に「行く、行かない」を決めるのも全ては「自分側」で、行かない場合の理由も「自分の問題」だと思っていて、それは相手もそうだと思っています。
すると、こんな事が起きます。
ある会社で新入社員の歓迎のために仕事の後に飲み会をしようとしました。
そこでその新入社員の上司が、「◯◯くん明日の業務の後に君の歓迎会をしようかと思うんだが、1時間ほど部署のみんなで食事をする程度の予定にしているのだが、予定はどうかね」
新入社員「あ~課長すいません。明日の夜は漫画を読む予定なんで空いてませんね」
自分の予定を相手に合わせるってのがわからないのと、目的思考型が非常に強いので自分が決めた予定は変えたくありません。それには「重要度」は関係なく「決めた順」なんです。
そして、それをそのまま言っちゃうのは「本音軸」が強いのと、相手も自分と同じで「重要度」ではないし自分が決めた事が優先だから、そのまま言っても通じると思っています。
このタイプはとにかく、途中で自分の予定に割り込まれるのが非常に嫌いです。なので、携帯電話が嫌いな人がとても多いですね。携帯電話は突然かかってくるのでどうしても割り込まれますからね。
まあ、今は秘書がいるでしょうから自分が直接出ることはそうないでしょうけど・・・
真逆
このブログをよく読んでくれている人は知っていると思いますが、パーソナル心理学では普段は主に「本質」と「もう一人の自分」と言う2つの素質を組み合わせて分析しています。
先程まで書いていたのは「本質」の方の素質です。
この高市さんの「もう一人の自分」の素質は実は本質とは「真逆」な部分の多い素質なんですね。
「フィックス」という面では同じで、どちらも非常に強いフィックスです。
ただ、高市さんの本質が強い「自分軸」なのに対して、高市さんの「もう一人の自分」は「強い他人軸」です。
なので、こちらは「みんな一緒」を好みます。
ただ、よく誤解されがちなんですが、他人軸のタイプは「人が好き」だから皆と集まってが好きだと思われがちで、他の生年月日を使ったものでも他人軸のタイプは「みんなで集まって」的な事がかいてあったりするんですが実は違います。
他人軸が強い人って、「相手に合わせる」のが強いんです。
すると、相手に合わせているのでその相手ごとの「合わせている自分」って言うのがあるんですが、これが相手に合わせているので人によって微妙に違うんですよ。
すると、特にカテゴリーの違う知り合い、例えば仕事先の人と学生時代からの友人だと各々の相手に合わせている自分が違うのです。
結果、何かの理由でその2人が一緒にいる場では、他人軸の人はどちらのキャラを使えばいいかわからなくて急に喋らなくなったりするんです。なので、他人軸の人は大人数の集まりは苦手なんですよ。
人が多ければ多いほど、相手に合わせて作っている「自分」がいろいろあってどれも出せなくて、終始、黙っていたりすることになるんです。
このことはこの僕のブログに書いていますから気になる人は読んでみてください。
「1対1だと喋れるのに大人数になると喋れない人の素質のお話」
https://getterlabo.com/2023/06/13/post-433/
これと本質が合わさると、「集まり」には出たくない人になるのは当然だと思います。
ただ、仲のよい数人程度ならまだ行くとは思いますが・・・
そして、こちらの素質は「人のため」が一番のモチベーションなタイプです。
本質が「自分のため」が一番のモチベーションなタイプなんで本当に真逆なんです。
トロッコ問題
自分軸と他人軸では全くの真逆なところがある組み合わせですが、フィックスという面ではどちらも強いフィックスです。
そして普段は分析にいれませんが、「困った時に出る自分」って素質のカテゴリーがあるんですが、ここもこの高市さんは強いフィックスなんです。
なので、全体的な組わせでも非常にフィックスの強い人です。
フィックスが優れているとか、フレックスが駄目とかはなくて「一長一短」ではあるんですが、「政治」とくに今のような問題が多くてうまくいっていない時には「フィックス」のタイプのほうが向いています。
「トロッコ問題」って知っています?
こんな風に書いてあります。
状況設定:暴走するトロッコの線路上に5人の作業員がいます。あなたは線路を切り替えるレバーのそばにいて、レバーを引けば5人を助けられます。しかし、切り替えた先の別の線路にも1人の作業員がいます。
ジレンマ:レバーを引く(能動的な行動)と、1人の命を犠牲にすることになります。レバーを引かない(不作為)と、5人が犠牲になります。
問い:5人の命を救うために、自ら1人を犠牲にしてもよいのか。あるいは、何もせず5人の犠牲を傍観するのか。
これは多くの人は答えが出せないわけですよ。
それは、5人よりも1人って数は減っても、何もしなければ助かるはずだった1人を犠牲にするって時に、その人やその人の身内に対して共感してしまうからなのと、「自分の手で」って言う罪悪感で答えが出せません。だからって5人の方も同じですよね。
要は5と1って数字の問題ではなくて、「共感」するってことは1人でも2人でも関係ないわけです。
でも、「論理的」に考えるなら、犠牲は5人より1人の方が良いってなります。
共感や感情側に判断の割合が多いのか、論理とか理屈の側に判断の割合が多いのかは、フィックスなのかフレックスなのか、そしてその素質が強いのか弱いのかで決まるんです。
この部分って「育った環境」とかにあまり左右されません。
ちなみに、男性のフレックスの強い人で非常に理屈っぽく喋る人がいますが、それは自分の感情とかイメージに理屈をつけるのが非常に上手いからで思考の根っこは「感情」ですから、話がコロコロ変わったりするんです。
こういうフレックスが強い人は、雰囲気とかを盛り上げるのは得意なんで「うまくいっている時」にはよいのですが、芯が安定しないし感情で左右されるので今みたいな状況の時には向かないんです。
そして、それが「総理大臣」と言う大きな決断をする立場の人にはよけいに向きません
その点では、この高市さんは非常に強いフィックスですから、判断の時に感情とか情緒ではなく「理屈」「論理」「損得」「合理性」と言った観点からだけ判断できる人です。
女性はもともとフレックス体質なんですが、高市さんぐらい持って生まれた素質がフィックスが強いと女性でも強いフィックスになります。
高市さんの素質だと、トロッコ問題はむしろ「1人の方」にしない意味がわからないくらいだったりします。
政治の大きな決断をする時はそんな場面もあるんだと思うので、そこは必要な部分なのかなとは思います。
ただ、反面で「サイコパス」にもなるんで、そこのバランスは重要なですが、高市さんの場合はフィックスは強いですが強い「他人軸」を持っているんでそうはならないと思います。
その分、その「冷酷な決断」は下せても非常に苦悩することにはなる可能性はありますが・・・
まとめ
この高市さんは本質ともう一人の自分が間逆な面があるんで、どちらが強く出るかでかなり違って見えますが、見ている限りは本質が強い感じですね。
そうそう、間逆な面が多いですがもう一つ共通なところがありました。
どちらも、「無表情」です笑
最近、そこを意識されてなのかイメージチャンジをされてはいますが・・・
どちらの素質もあまり感情を表情に出さないのです。特にもう一人の自分の方の素質は感情が動けば動くほど冷静になっちゃうんで、「怒っている」ように見られやすいんです。
優秀な経営者は「サイコパスが多い」って言われたりするので、察するとか空気を読むは苦手ですが、冷静で合理的な判断は得意なのでその能力を発揮してほしいものですね。
その分、人を動かしたり取り込むのが苦手ですからね~どうしても味方が少なくなるんですよね。
「素質」とは関係ありませんが、高市さんは今の国会議員には珍しく、身内に政治家もいないですし官僚出身でもありません。
今の国会議員が駄目な理由の1つは、「世襲」ばかりなことだと思うんです。
親の地盤を引き継いでなんの苦労もせずに、ほとんど民間で働いたこともなく、仮に働いても「◯◯さんの息子、◯◯先生のお孫さん」って状態で働いていたら世間なんて見えません。
まさに、総裁選での決戦投票のお坊ちゃまとは対局だと思います。
公明党の連立離脱は僕的にはとっても嬉しいのですが、なんだか自分の保身ばかりしか考えない野党が邪魔をしそうでどうなることやらですね~
良い意味での「自己中」なところを発揮して、今の状況を壊してほしいのですが・・・
ただ、政治家は選ばれなければ何もできないし、物事を決めるのにも「多数決」が基本ですから「椅子取りゲーム」に勝たないといけないのはわかりますが、ここのところずっと政治家の方々はその「椅子取りゲーム」が目的になって本来の目的である「国民のため」がどっか言っているようにしか見えませんけどね~
しかし、公明とか立憲とかどこぞの国が大好きな方々はよほど高市さんになってもらったら困るみたいですね笑
ある人が言っていましたが、混沌とした世界を変えれるのは常に女性なんだ相です。混乱した世界を統一した卑弥呼のようにこの世界を変えてくれるといいのですが・・・
もしかしたら、「初の女性総理」が誕生するか野党の「誰か」が総理になるかは政治とかの問題だけでなく、大きな意味にこの世界が次の段階に進むのか破滅に向かうのかの「分水嶺」になるのかもしれません。
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