“推測”を“事実”にしていませんか?人間関係をこじらせる思考のクセ

フィックスとフレックス

人間関係の悩みを解決、自分自身を知ることのお手伝いをしている占い師でカウンセラーの藤原です。

お客さんがこんな事を言っていました。

子どもの部活でのママ友たちと話していたときのことらしいのですが~

「あのコーチって友達とか知り合いいないから練習試合とかしてくれる相手がいないんだよね~」
誰ともなくそんな話をし始めてみんなが「そうそう」ってなって、そのコーチが人脈が無いことでの不具合や不満を言っていたんだそうです。

それをなんとなく聞いていたその僕のお客さんは話にはとくに参加はしていなかったのですが、その夜に旦那さんにその話をしたんだそうです。

すると旦那さんが・・・

「女性って怖いな」

え?なにが?って思って聞いてみると。

旦那さん「だって、コーチが友達とかいなくて人脈がないってのって『推測』だろ。でも、その事実かわからないことを『確定』にして、その前提の話で悪口とか言って盛り上がってたんでしょ」

僕のお客さんもなんとなく違和感があったから話には参加しなかったんですが、旦那さんの言われるようにこのコーチが人脈がないのかを確かめたわけでもコーチ本人がそう言ったわけでもないんです。

ただ、ちょっとコミュニケーションはあまりうまくないってだけで、「友達も知り合いもしないだろう」→「何かを頼めるような人脈は無い」→「◯◯も△△も□□もそれが原因んだ」→「自分たちと子どもはそれで不利益を被っている」こんな感じです。

これね。
誰でも会話をしたり考えるときには「推測」っていうのはしているんです。

スマホの予測変換のようなもので、これが無いと物事の理解が遅くなるんですね。

ところが、この予測変換ですがあくまでも「予測」でしかないわけですよ。
便利な機能ですが、問題なのは「予測」を「確定」と思ってしまう傾向の人っているんですよ。

SNSで誰かの投稿に対して的はずれな反論や批判をしている人はたまにいますが、それもだいたいこれが原因です。

先日、Xで「Xの140文字も読めないやつが多すぎる」って投稿が少し話題になっていました。
この投稿ではある人がした投稿が、最後の一行で「あ!なるほどそういうことか!」って思わせる内容だったんですが、リプライの3分の1は最後の1行を読んでいないような返信だったんです。

それで「140文字も読めない」って言われていたんですね。

これ本当に読んでいない人もいるかもしれませんが、実は今回の僕のお客さんの話で起きたことと理由は同じなんですよ。

「読んでいない」ではなくて、「推測を確定して読んでいる」なんです。

そしてこのブログでこの話を取り上げるという事はこれも「持って生まれた素質」からくる事がとても多いんです。

素質でもこれをするのは「フレックス」のタイプの人なんですね。
よくこのブログでもお話しますが、どの素質の要素にも「強い」「弱い」があります。その強さによってその素質の要素を強く出すあまり出さないになるんですが、このれも「フレックスが強いと」とくになりやすいんです。

これもこのブログで何度か説明していますが、素質は生年月日で決まりますが「性別」でも傾向がでます。結果的に女性は全体的には「フレックス傾向」の人が80%程度いるんですね。

だから、「ママ友」という女性限定の集まりになると確率的には「フレックス」的な事が起きやすくなります。

僕のお客さんは女性ですがフレックスがあまり強くないのと、旦那さんは男性のもですが素質的には非非常にフィックスが強い素質なんですね。

傾向的にフレックスの人って「感じたこと」が思考する時に優先順位が非常に高いんです。
すると、「推測」とか「察した」とかという「推測」を「正解」としてその先を考えてしまう傾向があるんです。

先程話したように、人って誰でも推測しての「予測変換」は行っているんですが、ここでの違いは「予測」を「予測だからと仮定としてその次の話をしているか」と「予測を事実にしてその次の話をしているか」の違いです。

例えるなら、来月に旅行に行こうと思っている。旅行の予定日を長期予報で見ると天気が良くない可能性がある。

こんな時に、「天気が悪いかも」は「予想」です。
最近の天気予報は正確ですが流石に1ヶ月先の特定の日となると不正確なところもありズレる事もよくあります。

こんな時に今回のタイプの人はその天気予報を「確定」として「旅行はやめよう」としてしまうみたいな感じです。

これ天気予報で話すと「え?そんな不確定な状態で決めるの?」ってなるんですが、これを普段から無意識に行動や言動でよくやっていたりします。

そして、このブログでよく解説している「言った。言ってない」って言う行き違いの話に出てくる、フレックスの「言葉にしていないことを『言った』と記憶している」「言葉で言われていないのに『相手が言った』と記憶いしている」と同じ素質の理由なんです。

この思考には「感情思考、イメージ思考」の強さが関わっているんですが、そうなると「感情」が高ぶっている時はこの傾向は更に強くなります。

だから、以前、このブログで取り上げたSNSで弁護士さんだと言う人が話していた、「旦那がモラハラだから離婚したいと相談に来る奥さんには、そのモラハラだと思う旦那との会話を録音してください」

「これは離婚の時の証拠にもなりまますが、その前に録音したものを『自分で聞いてみてください』とアドバイスすると、6~7割の人はそのまま来なくなります」

「その理由は、その録音を聞いてみると不条理なことで騒ぐ奥さんを旦那は冷静になだめようとしているだけで、それでも不条理なことばかり言うから最後は旦那さんも怒ってるだけ」

こうなる理由の一つが、フレックスの人が感情が高ぶっている時に、今回の話のように「推測」や「決めつけ」を絶対にして怒っているのを感情が冷めた状態で聞いたら自分でもおかしいと思うってことなんですね。

今回の僕のお客さんの話だと、集団で話していてテンションが高くなって余計にその傾向が強くなっているんだと思います。

素質には全て言えることなんですが、素質のある特徴は長所と短所を作り出します。

今回の話は、会話とか物事の理解という面では短所なんです。

でも、これをしている素質の特徴は「察する能力」の高さで、これが最も発揮されるのが「子育て」なんですよ。
とくに子どもがまだ小さいときは喋れなかったり、きちんと説明できなかったりするのをお母さんは察して行動しています。そこにこの素質の人は非常に長けているんですね。

そしてこの子育てでは場合によっては「事実」を確認するまで躊躇していたら手遅れになる場面もあります。

集団の中にいる時も、言葉や態度で明確に発信していなくてもその人の事を察して声をかけれたり寄り添ったりできるのもこの素質の長所でもあるんです。

素質は長所と短所を生み出すのはどの素質でも同じですが、その素質によっては生み出す短所が人間関係や何かをする場合にはマイナスに作用するものをあります。

苦手なことはできる限りしなくて済むならしないほうがよいのですが、そうも言っていられない事もあります。

今回のお話もそれに当たることだと思うのです。

この推測を絶対にしてその次の事を思考してしまうのって、人間関係に置いてトラブルの元になりますし物事を理解するのにもマイナスに働きます。

人間関係においては、相手の話や言葉を事実も確かめないうちに「自分への攻撃」とか「自分の悪口」と捉えてしまい、それ「前提」で相手に話をしたりします。

こうなっている時のこのタイプって、「そうとしか思えない」「そう言っているでしょ」となるんですが、実際に相手に聞いてみるとそうでもなかったりします。

以前、僕のお客さんでこの素質の要素の強い人が、僕のブログを読んで自分の事を書かれていると勝手に思い込んで一方的に文句をLINEで送りつけてきて、しかもこちらから返信をする前にブロックをしてしまいました。

ちなみにそのブログの内容はそのお客さんとは全く無関係です。ただ、大きな意味では同じカテゴリーの出来事がそのお客さんと僕の間であったのは確かです。

でも、そもそもブログで取り上げた人は男性ですが(ブログでも「男性」と書いています)、ブロックしてきたお客さんは女性で、ブログの出来事は「昨日」のことでそう書いていますが、ブロックしてきたお客さんとの出来事は3週間程前の事です。

これだけ相違点が有っても、同じカテゴリーの話をしているので「私だ」と感じてしまったらもう「私のこと」は前提になってしまうんです。

「これはもしかして私?」って可能性も全くなくなり、「私のことが書いてある」が前提でLINEで文句を一方的に送りつけ、「自分のことなのか?」を確かめることもなくブロックしてしまうんです。

先程も書きましたが、これは「察する」とか「空気を読む」的な部分では長所ですが、多くの人間関係においては短所になります。

では、どうすればいいのかというと、「事実」と「仮定」を自分の中で物を考える時に区別しておくことです。

最初は咄嗟にはできないと思うので、時間的に余裕のあることなら「書き出す」のもいいと思います。

そうやってものの見方や会話に「癖」をつければ、素質はあくまでも「思考の癖」ですからある程度までは変えれるんです。

まあ、難しいのは「事実」とはどこまでが事実なのかってのを追求しだすと、科学とか哲学の世界になってはしまうんですけどね。

ちなみに、この「仮定」を事実とするタイプへの対象法は・・・基本、話題を変えるしかありません。そうなっているこのタイプにはどう言ってもそうにしかみえなんですから・・・そもそも、そういう思考をしていることに本人も気がついていませんからね。

特にこのタイプの女性が感情的に怒っている時はどうすることもできないので、対処法はなんであれ「謝る」しかありません笑

それではこれで終わります。

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代表 藤原つとむ

占い師
カウンセラー
レイキティーチャー

カウンセラー、占い師として山陰を中心に日本全国や世界中の方の人生相談、仕事、お金、恋愛、結婚、健康、人間関係の悩みなどの相談、解決

延べで数万人を見てきた経験から作られた独自のパーソナル心理学を使い、人間関係を解消し自分を知る事で多くの人の悩みを解決

自身の境遇や自営、経営の経験などを活かし幅広い分野での相談に答えている

パーソナル心理学を使い子育て、社内での人間関係、人事などの改善、夫婦間での悩みを解消している

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そんな「特別」がなくても「人生は楽しめるんだ」って証明したいのです。

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鳥取県県米子市生まれ。

子供時代は母親しか血縁者がおらず、
夜逃げに貧乏となかなかのハードモードな生活をしていた。

20代は会社勤めで主には電気工事をしていたが、
ある時から自営をするしかなくなる。

自営は順調で同時に仲間たちと幾つかの仕事を始める。

その中で営業、人材育成、組織作りなどを学び、
同時に多くの経済的な成功から学びそこを目指す。

自分の素質に合ってないことをやり続けた結果、
心を病んでしまい運も極端に悪くなる。

この時期に唯一の血縁者の母親が脳梗塞で倒れ寝たきりに。

自営の仕事が同業者からの嫌がらせで売上が10分の1になる。

収入が激減し母親の入院費もあって全財産が数百円になることを何度も体験する。

その状況からの脱出のために心理学、スピリチュアルを学び始める。

ある占い師さんとの出会いから
今までの経験での点が線に繋がり始め、
自身も「人の悩みの解決を手伝いたい」と
占い師、カウンセラー、レイキヒーラーを始める。

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独自の「人の持って生まれた素質」をみるパーソナル心理学を使い
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この記事を書いた人
藤原 つとむ

カウンセラーと占い師、そしてそれ以前も営業職や人材育成、組織づくりなど20年以上にわたり「人」を多く見てきました。

そんな中で「生年月日から人の素質を知る」というものに出会いました。
最初は「よくある占い」的に思っていましたが、確かに納得する面もありました。

これは「占い」が起源ではありますが、統計の元に作られたものだったんです。

多くの人を見ていると確かに同じ素質の人は同じような職についていることが多かったり、苦手だったり嫌いだったりする相手の素質も同じだったりするんです。
更に詳しく分類して行けば行くほど、この「人」は素質でわかれているのがわかってきました。

ただ、この出会ったものは「解釈」という面では曖昧なところが多くて「どうとでも取れる」書き方が多かったし、現実の人とも合っていない面を多々ありました。

そこで、人に多く会うことはできたので素質の分類ごとに人を観察し、時にはインタビューをしていきました。

結果、「人には持って産まれた素質」があると言うこと、人はその通りに動いていること仮にそうでない人に理由があることが見えていました。

そして数千人にの人を観察することで僕独自の「人の素質」を分析する「パーソナル心理学」を作ったことで、自分と他人を理解することができるようになりました。
これにより人間関係の悩み、そして「自分らしさ」というものを理解するために大いに役に立ったのです。

自分らしい生き方、本質的な生き方、自分のペースで自分らしいゴールを持っての生き方。

一番最初にこの事をわかって救われたのは自分自身でした。

それは僕自信の素質が世の中の「成功者」とか、自己啓発などの「先生」たちとは大きく違うものだと言う事。

そんな人から見たら、ぜんぜんできてない人間だと思いますが、僕にはそれが一番「自分らしい」自分だったんです。

それに気がつけたことが自分を一番大きく変え、人生を大きく変えました。

自分と他人のが素質が違うとこんなにも違うのだと言うこともわかりました。
思考、好み、喋り方、聞き方、行動の仕方、モチベーション、目指すもの・・・・

どんな成功者も偉人たちでも、その人達の言う事や教えは「素質通り」なんです。
言い換えれば、それは「自分の素質」に最も合っている事を言ってるにすぎないんです。

僕はそれまで、そんな成功者や偉人達の本やセミナーなどで学んだことを実践しようと躍起になっていました。
それは確かに大きな「学び」にはなりましたが、同時に「自分らしい」をどんどん失って苦しんでもいました。

「自分らしく」「自分の本質通り」に生きるということは、自分の素質通りに生きるってことなんです。

多くの人生がうまく行っている人たちは、その素質をみるとまさにその素質通りに生きています。

そして、自分の素質を知り同時に自分以外の素質を知ることで、思ってもみない「違い」に気が付きました。
自分では「あの人はおかしい」とか「間違いだ」と思っていた事も、その人から見れば素質通りでしかないことに気がついたんです。

それができるようになってから、違う相手への対処方法と受け入れることができるようになりました。

この僕自身の経験から作ったパーソナル心理学で僕のセッションを受けてくれた多くの人から「救われた」「楽になった」と言ってもらえています。

今回は、今まで「人生論」的にいろいろな事をブログに書いていましたが、このブログでは「素質」をテーマにして「自分」「他人」を知る事、人間関係に関する事に絞ったブログを書いていこうと思ったのです。

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