パーソナル心理学を使って有名人や話題の人、気になる人の「持って生まれた素質」を分析することで、みなさんが「なぜ?」とか「どうして」ってその人に思うことを答えるシリーズです。
以前から書いていたブログの方に過去のこのシリーズがありますので、気になる人がいたらそちらも読んでみてください。
https://ameblo.jp/getlabo/theme-10079547369.html
最初に、当然ですが僕はこの人に会ったこともありませんし、共通の知り合いもいません。
ですので、ここで書くことは生年月日から見た独自の分析方法でみた「持って生まれた素質」です。
このひろゆきさんですが、やはり有名なのは「論破王」と言われるように、相手を論破して言い勝つってことではないかと思います。
知らない人は少ないと思いますが、この方は「2チャンネル」と言う超有名掲示板を作った人で、その成功で名声と富を手に入れました。
その後も、ストレートに物を言う事でいろいろと物議を起こしたり、ネット上でのやり取りで相手を論破してしまうことで有名になりました。
今や小学生が「総理大臣になって欲しい人」のトップだったりするぐらい、子供には人気で小学生とかが真似て親の言う事に「それってあなたの感想ですよね」とかいって困らせていたりもします。
この人の素質の特徴的のことは非常に「フィックスが強い」ということです。
パーソナル心理学では主に2つの素質の組み合わせを見ますが、そのどちらもが強いフィックスです。
そして「男性」の方がフィックスの度合いは強くなりますので、より強いフィックスってことになります。
この組み合わせだと、本来は逆のフレックスが強い女性でもかなりのフィックスの強い人にはなりますが・・・
フィックスが強い人の特徴は「論理思考」が非常に強くなるという事です。
素質には「論理思考」のタイプと「感情思考、イメージ思考」のタイプがいます。
フィックスというカテゴリーの素質の人は「論理思考」でフレックスの人は「感情思考、イメージ思考」になります。
そしてこれは素質の種類と組み合わせによって強い弱いが存在します。
ひろゆきさんの場合は、このフィックスが非常に強いので論理思考が非常に強いと言うことになります。
論理思考の非常に強い人の特徴は、すべてのことを理屈で判断するので非常に理屈っぽくなるんです。
逆に感情とか情緒って部分をあまり考えません。考えないというより思考する時に優先順位が低くなります。
非常に論理的で冷静に合理的に物を見ているタイプです。
その冷静で合理的な部分が、すごく的確に指摘しているってなる時と「それはそうだけど・・・」ってどこか理屈は正しきけど心が通ってないように感じられたりもするんですね。
ただ、ひろゆきさんの素質の組み合わせは、本質と言う素質の方はフィックスが強いのですがこちらは自分軸も非常に強いので本来は「自分は自分」ってタイプで相手のことを論破するとか論議するタイプではなかったりします。
ですが、もう一人の自分の方の素質が、こちらもフィックスが強いのですがこちらは他人軸なんです。
このタイプの他人軸は本来は「人に合わせる」って性質を強く持つんですが、その合わせるが本質の強い自分軸と一緒になると「相手も同じでないければならない」になりやすくなります。
本来は受け身の「みんな一緒」って部分が、本質の強い自分軸によって「みんなが自分と一緒」になるんですね。そしてその「一緒」の主体は本質の自分軸からくる「自分」ってなるんです。
こうなるとこの他人軸の「みんな一緒」は、「自分の正しいはみんなも同じ」「自分の正しいはみんなにとっても正しい」「だから、相手もその正しいにならないといけない」になりがちなんです。
そして、こうなってしまったこのタイプの特徴は「論破」されるのがとても嫌いです。
相手を論破したいのは「論破されたくない」の裏返しなんだと思いますよ。
そして、その「論破されたくない」「相手を論破したい」が相まって、自分が言い始めたことが途中で「間違い」とか「相手の方が正しい」だと気づいたとしても、論破されないためには「屁理屈」を言ってでも回避しようとします。
その屁理屈を指摘されるとさらに屁理屈を増やすから・・・どんどん論議の本質から外れてきてよく言われる「論点ずらし」って状態になるんですね。
あと、この本質の素質の人は「商才」がある人が多くて、俗に言う「成功者」って人にとっても多いんです。
この本質の素質は、「リアルな結果」をすぐに出したいタイプで、それができると思うと寝ずにでもできてしまうような集中力を発揮して結果を出そうとします。
ただ、その集中しているときはよいですが、ある程度すると突然やる気をなくして止めてしまったりもします。
そうやって思い立ったらすぐに動いて、それに集中すると周りが見えなくなり突然飽きて別のことをし始める・・・なので、もう一人の自分の素質によっては「多動」かと思われることもある素質です。
本質の方の素質だけだと割りと喋りは上手くなかったりして、結果だけをズバズバ言ってしまうから誤解されたりもするのですが、もう一人の自分の素質が「文章」とか「言葉」を駆使するタイプで「なんで、どうして」が重要なタイプなんですね。
なので、説明とか解説が上手かったりします。
ただ、このもう一人の自分の方の素質だけだと、「人見知り」で「ネガテイブ」なんで人前で発言したり知らない人にネット上でも絡むなんてしません。
これは自分軸が強くてポジテイブで即行動する本質の素質と組み合わさった結果だと思います。
本質の行動力と物怖じしないところ、そしてむしろ目立ちたがり屋の面ともう一人の自分の素質の文章力や語彙力の高さ「なんで、どうして」が気になるので情報量も多くどちらも強い論理思考、この組み合わせの結果が「ひろゆき」という人を作る土台になったのだと思います。
ちなみに、どっちの素質もはっきりとものを言うタイプなんで口は悪いです。
2チャンネルって掲示板も、技術的にネットの速度が遅かったのでテキスト程度しか扱えなかったって言うのもあるのでしょうけど、「文章」を扱うもので「みんな」が集まるってことを好むもう一人の自分の素質と、商才があって行動力のある本質が組み合わせっての結果のように思います。
それではこれで終わります。