人をイライラさせる会話をする人

関わらないほうがよい人

「こんな人とは付き合わない方が良い」って人が存在します。
どんな素質にも良いところと悪いところがあるので、「この素質は駄目」って言うのはないんです。
自分の素質との相性ってってのもあります。

ただ、そんな中でも多くの人を見てきて「これは難しいな~」って人もいます。
そうなるには「素質+環境」なんですが、人はいつからでも変われますがだからって嫌な思いまでして付き合う必要もないのです。その相手が大切な身内でも無い限り・・・

ここでは、こんな兆候や行動をしている人をみたらあまり近寄らないほうがよいよって人の特徴などをお話しています。

他に良いところがあったとしてもここで書かれているような行動などをしている人がいたら、近寄るときっと面倒くさい思いをさせられます。

人間関係の悩みの相談を受けていると、人間関係の問題で嫌な相手とか合わない相手だったり嫌いな相手と言うのは多くが「コミュニケーション」の問題が発端になっています。

そのコミュニケーションの問題を起こす理由の一つが「素質の違い」なんですね。

同じ日本語なんですが素質が違うと受け取り方や喋り方などいろいろとズレてきます。それが原因で言ったつもりの事が伝わってなかったり誤解をしていたりなんです。

ただ、この素質でのズレと言うのは当然ですが修正はできるんですよ。
そして素質によって得手不得手な部分が存在します。

素質によっては最初から普通に出来るのに、別の素質ではそれは上手く出来ていないって事がよくあります。その出来ていない部分は苦手ではあるんですが修正はできます。

ところがそこに気づかずにいる人も多くいるんですね。

結果、それが原因で相手をイライラさせたり聞きたいことを聞けなかったりって不具合が起きます。

昔、ある経済的に成功している人が「もし、神様が自分に誰よりも優れた才能を一つくれるって言ったら自分は営業スキルを頼む」って言っていたんですよ。

この「営業スキル」って言うのは主にはコミュニケーションスキルの事を言っていたんですね。

これは「営業」のすごい能力ですから、どんな物でも売ることが出来るからお金に困ることが無いって言うのと、コミュニケーションの能力がすごいのですからサラリーマンだとしても上司や先輩から好かれたり、いろいろな仕事をどんどん教えてもらったり出来るのでその会社で出世や人間関係に困らないって意味もあるんです。

多くの人を見ていると勤め先で上手くいかない理由って、人間関係の問題が根幹にあることが凄く多いんですよね。

これは、最初の方にお話したように「素質の違い」って事も大きく関わります。このブログでいろいろ書いている事もそんな事を多く書いています。

もう一つに、「教えてもらう能力」があります。これは素質によって得手不得手になりやすい部分でもあるんですね。

人間関係に悩む人ってここが苦手だったりするんですよ。

この教えてもらう能力って実は「説明する能力」と比例するんです。だから、すごい営業マンならこれは長けている可能性が高いってわけなんですよ。

この教えてもらう能力が低い人は、相手をイライラさせたり本来は聞けるはずの事を教えてもらえなかったりします。まあ、多くの場合は相手も大人ですし会社とかある程度の距離感だと相手は感情を表に出さずにいますから、イライラしている事には気が付かないですがその相手は「教える気」はなくなります。

なので、必要最低限かもしくはきちんと教えなかったりするんですね。

逆にこの教えてもらう能力の高い人は必要なこと以上のことまで教えてもらったりするんですね。

「媚びる」とは違うんですが、相手も人間なんで「イラッ」ってする相手に一生懸命に教えたりはしませんよね。

この教えてもらう能力の低いタイプの人は「受け身」になれないんです。

「教えてもらう」のですから「受け身」な立場のはずです。

ところが、自分の主張とか言いたいことを優先してしまうんですね。

もちろん、教わるにも「何を教えてほしいか」って言いたいことを言わないといけないですが、教えてもらうのが下手な人は「自分がコントロールする側」になろうとするんです。

例えるなら道案内をしてもらっているのに、自分が前を歩いてどんどん進んでいく感じです。

行き先を訪ねたらあとは相手に着いていく方が良いはずです。

そういう人がやりそうなことを書いてみますね。

Aさんはむかし住んでいた街に10年ぶりに仕事で来ました。
駅から目的地まで歩いていこうとしたら、昔と道が変わっていて辿り着けなくなったんですね。

現代ならスマホの地図アプリでいくらでも行けるでしょうが・・・スマホのない時代だと思ってください。

しかたがないので、通りかかったBさんに道を聞くことにしたんです。

Aさん「すいません。◯◯商事に行きたいのですが道がわからなくて。昔、住んでいたんですがずいぶん道が変わってしまってて迷子なんです」

Bさん「そうなんですか。確かにこの辺はここ数年でかなり街の様子が変わりましたからね~◯◯商事ならわかりますよ。」

Aさん「ありがとうございます。道順を教えてもらえますか?」

Bさん「はい、構いませんよ。まずは、この道を50メートルほど行くと交差点がありますからそこを左です。左に曲がったら、しばらく歩いてもらって・・・そうですね~150メートルほどですかね。するとそこに・・・」

Aさん「あっ!左に曲がるんですね。昔は真っ直ぐだったんですけどね。だから、わからないんですね」

Bさん「そうですね。真っ直ぐ行く道は今は工事で通行止めなんですよ」

Aさん「左に曲がって100メートル程行くと駐車場があって、その中を通り抜けれるんでしたよね。そこって通り抜ける人が多くてそれを防止するために柵が作られたから無理やり抜けないといけないですよね。あれって超えちゃっても違法になったりとかしないの・・」

Bさん「あっ!それって、少し前に通り抜ける人が柵を壊して警察沙汰になったりしましたから、止めたほうが良いですよ。」

Aさん「そんな事になったんですか、じゃあ、駐車場から別のところに出たりとか・・・でも、他から出るとけっこう遠回りになるけど、まあそれでも行けなくはないか・・・」

Bさん「いや、そこの事では・・」

Aさん「まだ、私が喋ってますよ。お聞きしているはこちらですが、会話の途中で割り込むのは止めたほうが良いのではないですかね」

Bさん「は?じゃあ、その駐車場の右の出口からでも行けるから行けばいいですよ」

Aさん「はいはい、ありがとうございます(失礼なやつだな、さっさっとその出口の事を言えばいいのに)」

これどう思いますか?
Bさんが駐車場の出口の説明がよくなかったのでしょうか?Bさんが話に割り込んで失礼な人だったんでしょうか?
Aさんの認識はそうでしょうね。

きっと、Aさんはその夜に友人に「今日、道を聞いた人は失礼な人だし説明が下手でね~」って話すかもしれません。

でも、この話の真相は「その駐車場を通り過ぎた先に今年になって地下道が完成して、その地下道から行くと◯◯商事のすぐ近くに出れてその方がかなり早く行ける」なんです。

ここではAさんが「教わる能力」が低いのです。

Aさんは「知らない」側の人なんですから、Bさんの話を最後まで聞く必要があるんですよ。

ただ、こう言うとAさんのような人は真相を知らないと、「自分の言いたいことを全部わかってない可能性がある」「実際、駐車場が抜けれるのを自分は知ってる。確かにここは正規の道じゃないから教えるなら遠回りでもきちんとした道を教えるのかもしれない。でも、私はここに長年住んでいたから上手く抜ける事もできるし、そこが近道なのも知ってる。なのにそれを伝えようとしてるのに話に割り込んできて会話にならない」こんな事を言います。

確かに、BさんがAさんの状況を全て把握できてなかったり勘違いをして教える可能性もあります。

ありますが、「詳しいのはBさん」なんです。

だったら、まずはBさんの話を全部聞いてからにするほうが「可能性」を言うならこちらのほうが間違いが起きにくいはずなんですよ。

結果、AさんからみたらBさんが自分の話をちゃんと聞かないように見えるんですが、そうなったのはAさんが話を全部聞かずに手前で「駐車場の話」に分岐させてしまったからです。

BさんはAさんが言い出したその駐車場の話の対処をしなければ行けなくなって、必要な話ができなくなってしまったんですね。

知らない側のAさんが知ってる側のBさんの話ではなく、自分の知識で駐車場の話に話を持っていかなければ「もっと早く行ける方法」を聞けたんです。

たぶんAさんは結果的には目的地に到着するでしょうが、快適で早く行ける道を聞くことはできませんでした。

Bさんが話に割り込んだのも、駐車場の話は進めても意味がないし話が遠回りになるから話を手前に戻したくてです。

これでは、お互いが気分が悪くなります。

これが、たまたま出会った人ならもう会うことはないでしょうから、まだ良いですが会社の同僚とか先輩ならどうでしょう?

イライラされた上に、肝心なことやより良い情報は聞けません。
ましてや、同僚や先輩は必要以上の情報や教えることなどまずしません。

きっと、Aさんが会社で同じような事をして先輩たちにイライラされたらこう言うでしょうね。
「あの先輩はすぐにイライラするし、人の話にすぐに割り込んで話そうとする。それでいて肝心なことは教えない」

相手にそういう態度を取られるには理由があったりするんですね。

ちなみに、これは素質の得手不得手の部分だってお話をしました。
この状態になりやすい人の素質ってフレックスが強い人が多いんですよ。

フレックスの人は「自分がピンときたら喋りだす」ので、会話を途中だろうが話し出します。
しかも、その「ピンときた」はすべての前提にしてしまうので、今回のお話だと「駐車場から抜けれる」を前提にしてしまうので「相手の話を聞いたつもり」になっていたりします。
だから、自分は話に割り込んだって意識は無かったりします。最後まで聞いて話しだしたのだと思っていますがそうではないんですね。

普段のノリで喋って楽しんでいる時はよいですが、「教わる」時には受け身になって最後まで相手の言うことに合わせてみるのは必要です。

それで、自分の教わりたいことでは無いときもあるかもしれませんが、受け身になってないと肝心の事も教われないのでトータルでは損していますからね。

それに「教わりたいことではない」とか「こっちの聞きたいことを把握してないから違う話になってる」ってのって往々にして、「知らない」から全部聞いたり理解ができたら本当は必要な話だったりもするんですよ。知らないからそう思えるだけ。

今回の例え話だと、「地下道」って話をAさんは知らないのですが、自分の知ってる範囲の「駐車場の抜け道」って話に自らがコントロールしてしまって、「そうじゃない」って言いたいBさんを遮ってしまってるんですね。

結果、「地下道」の話をAさんは、その時は聞けませんから「駐車場の抜け道」の話をちゃんとしてくれないって思うのです。

そして後日、何かで別の人から「地下道」の話しを聞いたら、「あの時の人はなんでこの事を教えてくれないだ」ってなるんですね。

ほんとは最初に聞けたんですけどね・・・・

それではこれで終わります。

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