人間関係の悩みを解決、自分自身を知ることのお手伝いをしているカウンセラーの藤原です。
有名な人や気になる人をパーソナル心理学で分析する生まれ日の呪縛シリーズですが、今回は八田與一容疑者です。
だれ?って人も多いと思いますので、少し説明しておくと2022年6月に別府市で大学生が車にはねられて死亡したひき逃げ事件で、全国に指名手配されています。
「ひき逃げ」となっていますが、死亡した大学生と一緒にいた友人の話ではこの事件の少し前に八田與一容疑者に友人はからまれていて、バイクで交差点に止まっていた大学生にアクセル全開で軽自動車でぶつかって来たようです。
こういった一般人で犯罪に関わった人は、裁判とかにならないとなかなか生年月日が手に入らないのですが、今回はわかったので「持って生まれた素質」を分析してみようと思います。
指名手配され懸賞金もかけられているようで、遺族の方たちも一刻も早い逮捕を望んでおられるので少しでも関心を持ってもらう人を増やすお手伝いになればとも思います。
毎回お話しますが、僕はもちろんこの人とは会ったことも話したことも有りませんし、共通の知り合いもいません。あくまでもパーソナル心理学的に見た「持って生まれた素質」からみた解説です。
そして、普段のセッションのときのようにお話を聞きながらでもないので精度も2~3割は落ちます。
さて、八田與一容疑者ですがネットなどをみると友人の証言では、「普段は明るいがキレると何をするかわからない」というような事を言われています。
この人の素質ってかなり相反する素質の組み合わせなんです。
この組み合わせの人って、本質よりも「もう一人の自分」の方の素質を強く見せていたりします。
毎回お話しますが、僕のパーソナル心理学では普段の分析では「本質」と「もう一人の自分」の2つの素質の組み合わせを重視してみています。
この八田與一容疑者は本質はどちらかと言うと「おとなしい」タイプであまり自分から前にでてくるタイプではないですが、気心のしれた相手とかだと陽気な面も見せるってタイプです。
こちらは自分軸なんですが、自分軸にしては珍しく「人に合わせる」タイプです。そしてネガティブな面が強くあまり自分の本心などを見せません。
フィックスでもあるので基本的には論理思考で感情をあまり表に出しません。
「もう一人の自分」の方は、自分軸は同じなのですが強いフレックスで非常に強い感情思考です。
ポジティブで陽気なところもありますが、型にはめられるとか誰かに合わせるのがとても苦手で自分勝手だったり社会とか集団の中にいるのが非常に苦手なタイプです。
途中に書きましたが、この本質のタイプは自分を見せないので「も一人の自分」の素質が全面に見えていることが多いんですね。
本質の部分は隠していてまず誰にも見せません。
本質は「人に合わせる」って面があると書きましたが、他人軸の人達のように「その方が楽」とかではなくて、自分を出して相手と対立したりすると「損」だと思っているので出しません。
そして出さないことで、相手に攻撃されないようにして自分が得なところを取ろうとしていたりするんです。
ただ、自分軸ではあるんでその「合わせる」が自分が自らしているのに、ストレスがとても強くてそれも表に出さないので、どこかでそれが爆発すると急にキレたりします。
もう一人の自分の素質の方も感情思考がとても強いので、感情の起伏が激してくて(周りからはわかりにくいが)突然、感情的になりキレることが多い素質です。
しかも、こちらの素質は物事の発想とか論点がかなり他の素質とは異なっいて、他の人から見たらどう繋がっているかわからない事でキレたりします。
普段からもそんな人とかなり違う発想をするので、他の人とは考え方や論点が大幅にズレていたりしますが、本人にはそのズレたほうしか考えれないので「他の人」が自分と違うことを「ダメ出し」や「反論」に見えてしまうようです。
そのため、相手からは何を怒っているのか分からなかったり、勝手に思い込んで怒りをためていたりします。
今回の事件も一緒にいた友人の話では、最初に八田與一容疑者がからんできた理由は死亡した大学生もわからないと言っていたようで、いちおう謝ったのですがそれに対しても「ここ原付通ったら悪いんじゃね」と意味がわからない事で怒っていたそうです。
このもう一人の自分の素質のタイプの特徴で、良い方にでれば「発想力が豊か」「枠にとらわれない」なんですが、普通の人から見たら関係ないものと関係ないものを関連付けたり全く関連がなく見える発想をするので一般的には誰も怒るような事では無いことに怒り出したりします。
そして本質の周りに合わせて、本心を見せないがあるのでその謎の論点での怒りを長年溜め込んでいた可能性はあります。
本人にしかわからない謎の論点で怒り出しそれが自分が溜め込んでいた怒りと結びつき、もう一人の自分の素質は非常に感情思考が強いので感情が動くと感情に支配されますので、何も怒るような事をしていない相手に対して車のアクセル全開で突っ込むという常軌を逸する行動に出た可能性はあります。
実はこのもう一人の自分の方の素質の人は「統合失調症」とよく診断されるんです。
それは、このタイプの先程書いた謎の発想からの論点や勝手に察してそれを「絶対」にする傾向からそう言われるのだと僕は思っています。
捕まってから裁判の過程で「統合失調症」と診断されると責任能力がないと判断されて無罪になってしまう可能性もなくはないと思います。
ただ、これは「病気」ではなく素質による特性ですから、本来は責任能力とは関係ないのですが・・・
この素質は以前、犯罪者のことを書いたブログでも取り上げているのですが、多くの人からは理解ができないような犯罪を犯した人の本質にこのタイプが多いのです。
東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件の宮崎勤
神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗
北九州監禁殺人事件の松永太
相模原障害者施設殺傷事件の植松聖
これらは全て、この八田與一容疑者のもう一人の自分の素質と同じ素質を本質に持っています。
言い換えれば、心の中にこのシリアルキラーの要素を隠し持っていると言うことになります。
八田與一容疑者は本質は非常にネガティブで慎重なので、これらのような大事件を起こしたりはしないのでしょうか、今回のような思い込みや謎の発想での感情の暴走での事件を起こす可能性はある素質だと思います。
この素質の人は、なかなか他の素質のタイプからは理解が難しいので、理解がされないままに歪んだ状態で大人になる場合もあります。
逆にこのタイプは、何かにハマれば「天才」と呼ばれるタイプでもあるんです。
早く捕まって遺族の方たちの無念を晴らせればと思うのですが・・・・
ちなみに、この八田與一容疑者の本質は非常に慎重でネガティブです。
ネガティブをうまく使うとリスクヘッジに長けたタイプになる上に、もう一人の自分の素質は非常にカンが鋭いです。
感情的に動けば別ですが、普段の状態では先読みをして最悪を常に想定して準備するので見つけるのが難しいところはあると思います。おそらく、指名手配の姿のままでは逃げたりはしないと思いますし、防犯カメラなどにも映らないようにすると思います。
本質が準備を万端にするタイプで、旅行に行く時にあり得ない想定までして物を持っていくところがあります。その性質からサバイバル用品とかが好きな人も多いのでそのようなもの買い込んで、人目につかない所に潜んでいる可能性もあります。
あと、この本質はネガティブで最悪ばかりを想定するので、それがどんどん強くなると悲観的な感情に支配されます。ですので、自殺するのもこの素質のタイプは非常に多いのでもしかしたら・・・・
とにかく、早くみつかりきちんと法の裁きを受けて罪を償って欲しいものです。
遺族の方や友人たちが懸賞金をかけたり情報提供のwebページを作ったりされています。彼らの無念を晴らすためにも、情報をお持ちの人は情報提供をお願いします。
https://beppunegaukai.hp.peraichi.com/
それではこれで終わります。
コメント
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