違いを理解する「パーソナル心理学」とは?発達障害や個性を異常と捉えない新常識

自分や他人を知る

人間関係の悩みを解決、自分自身を知ることのお手伝いをしている占い師でカウンセラーの藤原です。

人と人は異なるもの。

その「違い」が、異常や病気ではなく、ただの個性であると理解することが、パーソナル心理学の核心の部分です。

今回のブログでは、発達障害に関する話題を通して、この「違い」がどれほど重要か、そしてその違いを理解するのにパーソナル心理学がいかに役立つかについて掘り下げていきます。

最近、あるブロガーのSさんが、自身のアスペルガー症候群と軽度のADHDについて語っているのを見かけました。

彼女は、自分と同じ悩みを抱えている人々に向けて発信しているのですが、その勇気には本当に感服します。こうした活動が多くの人にとって励みになっているのだと思います。

ただ、僕はどうしても「発達障害」という言葉を聞くと、その人の持って生まれた「素質」を調べてみたくなるんですね。

実際、Sさんの生年月日を調べてみたのですが~(SNSをオープンにされているのでそこはお許しを)

僕は普段、パーソナル心理学で相談者さんの素質を分析しています。

これは生年月日を基にその人が持つ基本的な性格や特質を見抜くことができるものです。

実際、僕のセッションに来た多くの人が、自分や子どもが「発達障害」と言われなくても生年月日の情報でその可能性を指摘したことがあります。

具体的には、生年月日から「アスペルガー症候群やADHDと言われる可能性がある素質」と分析シートに書いていることが多いのです。

これは、俗に言う「コールドリーディング」ってやつで「話を聞いてそう言っている」と思われる人もいると思いますが、分析シートはセッショの予約を受けた際に聞いた生年月日と性別によりすでに用意してある「288パターン」のものを印刷しているだけななんです。

この時点で殆どの場合は僕は相談内容を聞いていません。

そして、ホットリーディングをしようにも、芸能人や有名人でもない人の情報を名前だけから探すのは困難です、僕の場合はブログなどから申し込まれる人も多いのでその人の住んでいる地域すら知りません。

ちなみ、コールドリーディング?ホットリーディング?って人はこちらが解説。

◯コールドリーディング
話術や観察法のひとつであり、外観を観察したり何気ない会話を交わしたりするだけで相手のことを言い当て、相手に「わたしはあなたよりもあなたのことをよく知っている」と信じさせる話術や観察法

◯ホットリーディング
前に調査をして情報を得ておきながらもそれは隠しておいて、さもその場で相手の心や相手の過去を読んだように思わせる技術

僕は医者ではありませんし、研究者でもないので、すべてが素質で説明できるわけではないです。

しかし、僕の経験では、多くのケースで「発達障害」と言われるような特徴が、実は生年月日による素質から説明できることが多いのです。つまり、「脳の病気」ではなく、ただの「素質」の偏りである場合が多いのです。

Sさんの例を挙げると、彼女の生年月日から見る限り、非常に強い「自分軸」でさらに強いフィックスです。これは、アスペルガー症候群(ASD)と診断される人によく見られる特徴です。

素質の中でももっとも自分軸とフィックスが強い素質で組み合わせでそれはかなり強いうもので、組み合わせ的にはトップクラスの強さなんです。

この場合は、察するとか空気を読むが苦手で数字化できたり具体的な形になるもの以外は無視してしまいます。そして自分軸が強いので「みんなが」という発想をしないので、当たり前にみんながする行動をしません。

この時に勝手に動いたり行動するので、診断する人によってはADHDと言われたりもあります。

こうした素質からくる「違い」を正しく理解すれば、「異常」ではなく、単なる「個性」であることが見えてきます。

最近テレビで「色覚異常」について特集しているのを見ました。

そこで僕は「異常」という言葉に強い違和感を覚えたんです。

色覚が他の人と違うことは、確かに集団生活の中では不便かもしれませんが、それは「違い」であって「異常」ではないのです。

異常という言葉が持つ否定的な意味合いは、人を傷つけ、無用な劣等感を植え付けることがあります。

そのテレビではある小学生の男の子が「色覚異常」と診断されていましたが、この「異常」と診断されたこの子とご両親はどんな思いでいたんでしょう。

この子は確かに他の人と、色の認識が違いました、でも、僕らよりも遥かに繊細な色の違いを識別できる能力もあったんです。

「異常」ってなんでしょう?

この子のように、色を見分ける能力は僕らよりも優れているのを異常と言うのはとても違和感なんです。それなら、この子よりも見分けれない僕らの方が「異常」ですよ。

僕らが当たり前だと思っている「同じ」基準に基づいて、他人を評価しがちです。

しかし、それが本当に正しいのでしょうか?

実は、多くの人が「人は皆同じ」と思い込んでいます。

しかし、パーソナル心理学を通じて見ると、人々の物事の捉え方、判断、感じ方は驚くほど異なっていることに気づかされます。

どこかで多くの人は、好みとか価値観は個々でちがうけど、その基本となる物の捉え方とか感じ方、聞き方喋り方、理解の仕方などはさほど大きな違いはないと思っています。

だから、数の多い方を「正常」として本来は全てがそうなるはずだから、そうでないものは「異常」としてしまっているんだと思います。

確かに集団生活においては「共通認識」のような基準は必要です。
友達と話をする時にいちいち、「今日は日本語で話しますがその認識でよろしいですか」なんて確認はしなくても当たり前に日本語で話し始めます。

なので、ある程度その部分は必要になってきますから、「素質」が違うとそこもずれてしまうことを理解していれば、素質毎にどうズレてしまっているかで修正することができます。

ただ、多くの場合ってこの発達障害だけでなく人と人の行き違いやトラブルも、「こうなった」って結果はわかるけど「何故なった」は理解していることが少ないんです。

そこが「素質の違い」な事がとっても多くて、発達障害はその違いの幅が大きいだけだったりするんです。

この「違い」を正しく理解することができれば、アスペルガー症候群やADHDと言われる人々の行動も、「素質」から説明できることが多いのです。

それは、単に間違った取扱説明書を使っているようなものなのです。

例えば、ある人は生まれつき強い「自分軸」を持っているのに、周りからその個性を抑え込まれてしまうと、自分がどう振る舞うべきかわからなくなってしまいます。

僕は、Sさんのような人々が「異常」ではなく、「違うだけ」だと伝えたいと思っています。

その「違い」がわかれば、彼ら自身も、そして周りの人々も、どのように対応すべきかが見えてくるのです。

もちろん、僕は医者ではないので、すべてが「素質」で説明できるとは言いません。

しかし、僕の経験から言えば、多くの「違い」は素質に基づくものであり、その違いを理解することが、個々の人間関係や自己理解にとって大きな助けとなります。

僕がパーソナル心理学を使って「取扱説明書」を作る理由は、人それぞれの違いを明確に理解し、その違いを受け入れることが、自己肯定感を高め、他人との関係を円滑にするための鍵だと考えているからです。

人は皆違うのです。その違いは異常ではありません。

むしろ、その違いこそが個性であり、自分らしさなのです。

そしてその「違い」を理解し、受け入れることが、より良い人生を築くための第一歩なのです。

今の時代、「個性」を尊重しようという流れが大きくあるのに、その一方でその「個性」をどこまでいっても「表面」でしか捉えていない人も多くいます。

例えるなら、多くの人の言う「個性」は着ている洋服の違いを言っているだけなんです。
本当はその服を着たというその人の「思考」が個性なのに・・・

だから、服だけ着替えさせて多くの人が着ている服に無理やり変えさせたりします。

確かに途中に書いたように集団生活における「共通認識」的な基準は必要な場合があります。
例えば、日本では葬式の時に着る服には決まりがあったりのような感じです。

でも、それは素質と言う基準が違えばそうする理由の部分の捉え方が違うんです。
だったら、違うことを理解できるように説明してあげたらよいだけです。

でも、多くは「それはわかってるはず」なのにそうしないから「異常」となってしまってます。

そうやって共通認識である必要な部分も素質によるズレを、素質毎に教えてあげて最低限度の共通認識を持っていればそれ以外は全ては素質による「個性」でいれば良いんだと思うんです。

人は大なり小なり、無意識の内に「自分の持って生まれた素質」を基準に他の人をみています。
それが大きく違う相手が現れると、「素質」「個性」の違いではなくて「相手が間違い」と思ってしまうのです。

中にはその違いがわかったとしても受け入れられない場合もあるんだと思いますが、それはその人の素直な感情ですからそれはそれでよんです。

いけないことは「否定」にしてしまうことです。

感情による嫌いは個々の自由です。でも、否定は違います。
長年、人間関係のトラブルなどの相談を受けてきてほとんどの場合の否定は「素質違い」があって理解ができなから来ています。

言い換えれば、その否定している相手と同じ素質や近い素質の人からはその相手は「間違い」には見えないことが多いんです。

ただ。発達障害と言われるような場合は、組み合わせ的に何処かの素質が非常に強くなるとかで組み合わせ的には数が少ない事が多いのでどうしても、数の多い平均的なところからはズレるんです。

先程書いたようにどうしても人は自分の素質と言うフィルターを通してしか相手を見れません。
なので、客観的な判断のできる基準が自分の外に必要なんです。

それが僕には長年、占い師、カウンセラーをしてきてパーソナル心理学が最適だったんです。

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