人間関係の悩みを解決、自分自身を知ることのお手伝いをしている占い師でカウンセラーの藤原です。
生年月日からその人の持って生まれた素質を分析する「パーソナル心理学」を使って話題の人や気になる人を解説するこのシリーズですが、今回は花澤香菜さんと小野賢章さんです。
最近、離婚を発表されたこのお二人ですが、人の離婚のことなど当事者の人達の問題なので、周りがとやかく言うことではないのですが・・・
この方達の素質だと恋愛、結婚だけでなく友人や同僚などの関係性でもよく起こるお話だったので、今回は取り上げさせてもらいました。
そもそも誰?って人もおられると思いますので少し説明しておくと、どちらも声優さんであまりすがアニメとかに興味のない人でも花澤香菜さんは鬼滅の刃の恋柱である「甘露寺蜜璃」の声の人といえば聞いたこととかはある人はおられるのかと思います。
毎回、書きますが僕は花澤香菜さんと小野賢章さんとは知り合いでもないですし関係者も共通の知り合いもいませんので、あくまでも「持って生まれた素質」での確率の高い事をお話していますので「真実」かどうかはわかりません。
よく似た素質の組み合わせ
このお二人、実は非常によく似た素質の組み合わせなんです。
毎回お話しますが、パーソナル心理学では基本的な素質の分析には「本質」と「もう一人の自分」という2つの素質の組み合わせを重視しています。
この組み合わせがわかればその人のほとんどの持って生まれた素質からくる行動や思考がわかります。
このお二人ですが、「もうひとりの自分」の方の素質はまったく同じです。
そして「本質」ですが素質自体は違うんですが、カテゴリーなどは全く同じなんです。
実は素質は12種類あるのですが、その中でカテゴリーなどが全く同じ素質が必ず1つ存在するんですね。
12個中に同じカテゴリーになるのが6組できるんです。
このお二人も本質はその組み合わせで、どちらも他人軸でフィックスでHベクトルと言う行動の大変を決める部分の要素は同じなんです。
それでいて「もうひとりの自分」の方の素質はまったく同じですから、当人同士でも「似たもの」をすごく感じている可能性はあります。
素質が同じだったりすると仲が良いのかと言うと、一概にそうも言えなく実は「本質」が全く同じ素質の人同士はあまり仲が良くない事が多いんですよ。
これその「素質」にもよるところはあるんですが、本質が同じ素質になってしまうと許せる部分、許せない部分が同じになるので一度ぶつかり合うと収集がつかなくなるのと、誰しも自分が嫌いな部分があるのですが、その多くは素質からくる行動です。
すると、相手もその自分の事で嫌いだと思っている行動をしてくるので、どうしても自分のだめな部分を見ているようで気持ちが悪いんです。
特に恋人とか結婚相手は、違うところがあるから刺激だったり補え合えたりできるところもあるんです。
ちょうどいい
このお二人はと言うと、凄く近い組み合わせではありますが本質は素質自体は別の素質なんで、先程書いた「同じ本質」の場合の問題があまり出てきません。
そのため、「非常に近い」という部分が「親しさ」だと感じて親近感を持ちやすいんです。
特に、人間関係のトラブルの原因になりやすいコミュニケーションを決める「フィックスとフレックス」と「ベクトル」が同じですからそこで問題は起きにくいんです。
さらに、どちらも他人軸ですし他人軸の中でも「人のため」というタイプなので価値観も近く共感できます。
それでいて「もうひとりの自分」が全く同じだと、いろいろな部分で考えや価値観などが同じで、自分の考えていることを言っていないのに相手も思っていたり、起こった出来事への対処や考え方も同じだったりします。
しかも、非常に近いので他人に対しての捉え方や正義なども近いので、嫌いな人や好む人が同じだったりもします。
このちょうどよい感じの共通点の多さが、出会ってすぐの親近感を生んだり場合によっては「運命の人」のように感じたりするんです。
なぜ、うまくいかなかったのか?
何が原因んで離婚になったのかは、実際のところはわかりません。
花澤さんはインタビューなどでは「喧嘩とかでもないし別の異性がというわけでもない」「生活リズムの違いから」と言われています。
ある意味、芸能人などでよくある「言い訳」ではなりますが・・・
先程まで書いてきたように、非常によく似た組み合わせで価値観なども近いのなら、何故うまくいかなかったのかですが、もちろん途中にも書きましたがそれは当人同士の問題ですから部外者が何か言うことではありません。
ただ、実はこの同じカテゴリーで素質は違う同士って、仲良くなりやすいんですが最後は仲違いすることが多いんです。
これは恋愛だけではなく、同僚とか友人などや仕事などでの付き合いでも起こります。
なまじ、書いてきたように近いので価値観などが同じで仕事などでも共感しやすいので、一緒に仕事をしたりなんて事も多くあるんですが、どこかで急に駄目になることが多いんですよ。
それは、いろいろな面で非常に近いのですが、その素質の根幹の部分での価値観だけは「真逆」なんです。
表面的には全く同じなので、仲良くなりやすいんですが関係性が長くなったり深くなったりすると、その根幹の部分がお互いが見えてきます。
すると、そこがどうしても許せなくなってくるんです。
このお二人で言うと、どちらも「人のため」の本質の人なのですが、そのやり方が真逆です。
例えば、誰かが困っていたとしましょう。
花澤さんは、自分の価値観とか知識、スキルなどでの「正しい」とか「正解」とかを「この人のためになる」と考えてそちらに導こうとします。
小野さんは、同じく「人のため」をするのですが、相手の望みとか価値観などを聞いてそうなるように手助けをします。
この違いは常に普段の行動でも現れるんです。
すると、花澤さんは自分の正しいで進もうとして、小野さんはそれを手助けしようとなるんで一見うまく噛み合うように見えます。
実際、そうだったから結婚したのだと思いますが、問題は多くの人は「素質の違い」を知りません。
「人と人は違う」と言うのは多くの人は知っていますが、それは「私は野球が好き、あなたはサッカーが好き」って言うレベルの「違う」であって、もっと根幹的な「正義」や「当たり前」の部分はそう変わらないと思っています。
そうすると、自分の素質からくるこの部分を「相手もそうする」と無意識に思っているんです。
でも、素質が違えばその部分は根幹から違うんです。
結果、よく似てるからこそ「同じ価値観」だと信じているのに、根っこの部分では「逆」の価値観なんでそこがだんだんと許せなくなっていくんです。
可能性ですが、特に花澤さんの素質は組み合わせ的にも良い意味では人のために人を導いたりするタイプですが、悪い意味では自分の正しいは相手にとっても正しくて、もしそうでないならそれは「相手がわかっていない」と思ってしまいます。
小野さんも基本は相手に合わせるんですが、「も一人の自分」の素質が自分軸が強いのとこちらも「自分が正しい」が強いタイプなので花澤さんの「正しい」にばかり合わせている上に「わかっていない」というふうに見られるのが苦痛になる可能性はあります。
「生活リズムの違いから」という言い方をしていますが、もしかしたらそんな部分での価値観のズレが行動や仕事、生活スタイルに「違い」を作ったのかもしれません。
まとめ
このお二人のように、カテゴリーは全く同じで行動や価値観なども近いと言う素質の組み合わせが存在します。
ある程度の距離感だと共感しやすいので、仲良くなりやすのですがある程度以上に親しくなると根幹の部分での真逆な部分がどんどん亀裂を生みます。
最初は仲良くやっていたのに、途中から凄く険悪になってと言うのはこの組み合わせの相手だったりすることが多いんですね。
素質が違いすぎると理解が難しくてトラブルになる事も多くありますが、近くてもこんなことが起こるので「人間関係」って難しいのです。
ただ、今回のような場合やぜんぜん違う素質の場合も、お互いが相手の素質のことを理解して接していれば大きなトラブルにはならないのですが、なかなかそこは客観的気に見れないんですね。
世の中の、「相手のことがよくわかっている」とか「自分は人の事を見抜く能力が高い」って言っいている人ほど、自分の価値観での正しいで相手を決めつけていることがほとんどです。
なんだか、人とうまくいかないと感じたら試しに一度、相談をしてみてください。
意外な事実がわかったり、自分が思うよりも遥かに大きい違いがあったりします。
それではこれで終わります。
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