人間関係の悩みを解決、自分自身を知ることのお手伝いをしている占い師でカウンセラーの藤原です。
以前このブログで謝らない人の話を書きました。
その時は恋愛での彼氏とか旦那が謝らないって話しで、その理由は「謝る」の論点が違うって話だったんですね。興味のある人はまた読んでみて下さい。
https://getterlabo.com/2023/04/08/post-338/
今回のお話は「論点」とか「誤解」ではなくて、本当の意味での「謝らない」って話です。
なので、論点も同じで「謝らないといけない」状態なのに「謝らない人」のお話です。
実は、この謝らないといけない状態になっても謝らない素質の人は3種類いるんです。
素質のお話で、よくあるのが「行動は同じ」でも素質が違うと「理由」が違うって場合があるんです。
言い換えると、素質による理由は違うんですが結果的に同じ事をするって場合です。
あとこれも素質の話でよくあるのですが、素質はあくまでも素材ですから「良い」にも「悪い」にもなります。今回の事は「悪い」に出した方の話でそうなる原因は、過去の何かの出来事で劣等感が強いかそれとも必要な苦労ができていないから自己成長ができていないからです。
今回の3種類の素質も素質よる理由は違いますが、結果的に「謝らない人」になります。
では、この3種類の解説をしていきましょう。
まず1つ目。
このタイプが謝らない理由は、「自分の理屈は正しい」「論破されたくない」からです。
このタイプの特徴は、非常に論理思考が強くて自分が正しいも強いのです。
そして、その「正しい」は「正解」みたいな意味で、誰に対しても正しいことのように思っています。
そこに「何故そうか」の理屈を持っていてその理屈が自分的に正しければ誰に対しても正しいと思いこむタイプです。
自分が間違えたり失敗したりは人間なのであります。
自分の知識とか理屈が間違えているときもありますよね。
でも、「理屈が間違え」を認めたくないんです。
なので、「謝る」とその理屈の間違いを認めたことになるので、謝りたくないから屁理屈を言ってでも自分の理屈を正当化します。
「謝る」のが嫌なのではなくて「論破」されたくないから謝らないのです。
このタイプには、間違えていてもあえて論破しないことなんですよ。
論理で負けたくないだけで、「謝らない」が主ではありませんから理屈は間違ってなかったけど「そういう答えも有りだよね」みたいに曖昧にしちゃうと意外と謝ります。
理屈で理詰めすればするほど、もはや関係ないこととかまで持ち出して反論してきますからね。
まあ、完全に「論破しちゃう」って手もありますが、そうなると謝るかもしれませんが一生、嫌われます笑
次のタイプが謝らない理由は、「失敗にしたくない」「ダメだった」にしたくないからです。
このタイプの特徴は「失敗」とか「できない」ってなるのが大嫌いなんです。なので、「やったのにできなかった」みたいになりたくなので、絶対に「失敗」「できない」にならないと確信しないと行動しません。
「完璧主義」でもあるんですが、どちらかと言うと「失敗したくない」の方のウエートが大きいです。
「謝る」=「失敗」になるので、それが間違っていても謝らないのですね。
それは先程書いたように「謝る」のが嫌なのではなくて「失敗」になるのが嫌なんです。
するとこのタイプは失敗にしないために「嘘」を言ってでも謝らないようにします。
結果、それが癖になって簡単に嘘を言うようになったりもするんですね。
今回の中では特に劣等感などが強いと「謝らない」になりやすいタイプです。
最後のタイプの謝らない理由は、「従いたくない」からです。
このタイプの人は「王様」の性質を持っているんですね。
王様ですから自分が法律です。
なので、自分が絶対に正しいのです。
ただ、このタイプは自分軸も強く「自分は自分、人は人」でもあるので自分の正しいが変わらないなら他人がどう思っていようが関係ありません。
そして、「王」ですから誰にも従いません。
このタイプの一番嫌いなことは「謝る」ことではなくて「従う」ってことなんです。
相手に合わせるとか相手の言う通りにするのがとにかく嫌いです。
謝らないといけないような場面でも、謝らないのは「謝りたくない」と言うよりは謝ると相手に従った気がするからです。
なので、自分が間違えている、謝らないといけないとわかっていても「従いたくない」が優先して謝りません。
以前、このタイプの女性がこんな事を言っていました。
「気になる男性ができて積極的にアプローチをしたら、実は相手の男性も自分の事が好きだったので今度はその男性が積極的に誘ってきたりしてきた。そしたら、急に冷めてその男性に誘われても行きたくなくなってしまった」
本来なら、気になる男性が実は自分の事を好きで積極的に誘ってきたら嬉しいはずです。
でも、このタイプの人はこの「相手から誘われる」にOKすることも「従う」に感じてしまうから行きたくないって感じてしまうんですね。
本人も何が原因で冷めてしまったのかいまいちよく分からず、普段から自分から誘っておいて急に冷めるから自分は「酷い女」だと思っていたりしたんです。
「好きな相手」よりも「従いたくない」が勝るんですね。
「謝る=従う」って感じるのですね。
それはどんなに自分の方が悪くても間違っていてもです。
三者三様に謝らなくなる素質の理由が違うのです。
ちなみに、いま話題になっているダウンタウンの松本さんは、本質が今回の2番めの素質でもう一人の自分が3番めの素質です。
実際に報道されているような事があったのかは知りませんが(飲み会自体は合ったんでしょうけど)、家族や後輩芸人達に迷惑をかけているのだから、記者会見でしてないことはしてないで良いんですが迷惑になったことは謝った方がこんな騒動にはならなかったと思うのですけどね・・・
ビートたけしさんも「記者会見すぐやるべきだよ。『そういうことしました』って言えばいいんだよ、お笑いなんだから」って言っていますしね。
でも、この素質の組み合わせでは「謝る」のは絶対に嫌でしょうね。
それではこれで終わります。