子供の褒め方は3種類、間違えると褒めたことになりません(3種類の判定付き)

子育て、親子関係

相談者さんのお話を聞いているとたまに「私、親に一度も褒められたことがないんです」って人がいます。

これ、まず褒めないだろうなって素質のタイプもあるんですが、多くの場合は親と子供の「持って生まれた素質」の違いで親は褒めているのに子どもにはそうは思えないって事があるんです。

せっかく褒めているのにそれが子どもにはそう思ってもらえないのは勿体ないですし、「褒められたと思ってない」って育った子どもはやはり自己肯定感が下がり承認欲求の高い人にもなりやすくなります。

このギャップを生み出しているのは、人の持って生まれた素質には「3つのベクトル」と言うタイプがあるからなんですね。

持って生まれた素質には12の種類があるのですが、これが4種類ずつで3つのベクトルのカテゴリーに別れるんです。
そして、これが「本質」と「もう一人の自分」の素質として入ります。

今回のお話で本質ともう一人の自分の2つの組み合わせまで入れてお話すると、精度は高まりますが複雑になるので今回は「本質」だけのお話にします。

これでもかなりの相手を見極めれる事になります。
このブログの最後にベクトルを判定するためにリンクも載せておきますので、ご自分や子供さんを調べてみてください。

「3つのベクトル」ですが、Hベクトル、Eベクトル、Aベクトルがあります。

この3で褒め方が異なります。

まずはHベクトルです。

Hベクトルは全ての素質が他人軸です。
ですので、「褒める」も他人が重要なんですね。

基本的に褒められて嫌な思いをする人はいないので、本人を褒める事はどのベクトルでも問題はないんです。
ただ、このHベクトルの人たちは「他人軸」ですから、「軸」が他人にあるわけです。

すると、自分が褒められることもですがそれ以上に「相手」が喜んでいることが重要になってきます。

なので、褒める時には褒める側も喜んであげる事が重要なんです。
するとHベクトルの人は「次も喜ばそう」と言うモチベーションで頑張ります。

お母さんが子供を褒めるときは、お母さんも喜んであげるのが効果的なんです。

これEベクトルがお母さんだと、Eベクトルは全てフィックスなので論理思考が強くあまり感情表現をしません。なので淡々と事実は事実として褒めるので、あまり喜んでいいるようには見えなかったりします。

Aベクトルがお母さんの場合は、Aベクトルのベクトルの人は全てがフレックスで感情思考が強いので、女性であるお母さんは更に感情思考が強くて喜ぶ時の感情表現は派手なのでよいのですが・・・

ただ、Aベクトルがベクトルの特徴は感情に左右されやすいので、その時に別のことで気分が落ち込んでいたりすると「それはそれ、これはこれ」と切り離して考えられないAベクトルは、テンションがだだ下がりで褒めたりします。

褒める時は大げさなぐらい喜ぶ。
これがHベクトルに効果的な褒め方です。

次にEベクトルです。
Eベクトルは全員がフィックスで論理思考が強いです。

ですので、Eベクトルの素質の相手を褒める場合はリアルに事実を褒めます。

例えば、子供がテストで95点を取ってきたとしましょう。
普段は60点ぐらいなので頑張りました。

そこで、褒めるのですがこれももちろん褒める事自体は嫌な人はいないので問題はありません。
問題なのは、間違えた「5点」です。

ここに触れずにただ褒め続けると、Eベクトルの子供は「ちゃんと見てない」「適当に褒めている」と感じます。

これは感情思考の強いAベクトルのベクトルがやりがちなんです。

Eベクトルは論理思考が強くリアリストです。
それは子供でもそうなんです。

なので、褒めた後でその5点を間違えた理由を聞いて、「次からは間違えないようにね」とリアルに起こっていることを取り上げてください。

これでEベクトルの人は、「自分のことをちゃんと見てくれている」と思い、その事が嬉しいのです。

次にAベクトルの褒め方です。
Aベクトルのベクトルは全てがフレックスで感情思考が強いんです。

感情思考の強い人はイメージ思考も強いんです。
ですので、「イメージ」がとても重要になります。

褒めることはもちろんですが、Hベクトルの時のよう褒める側も喜ぶのはイメージが良くなるで効果的です。
ただ、絶対にやってはいけないことがあります。

それは、Eベクトルとは反対でその間違えた5点も指摘することです。
間違えた5点以外にもマイナスになることは一切駄目です。

例えば、「ギリギリまで勉強していたから、次からはもっと早めに試験勉強にとりかかろうね」みたいな指摘もです。

人の中でのイメージはマイナスなものの方が強く残りやすいんです。
人間も動物である以上は、悪いことや怖いことのようなマイナスなことに対して敏感でないと野生の時代には生き残れませんでした。その名残から「悪いこと」の方がイメージは強いんです。

そしてイメージ思考の強いAベクトルのベクトルは論理思考のEベクトルとは反対に「それはそれ、これはこれ」ができないので。99%褒められたとしても1%の指摘で全てが「怒られた」「説教された」「指摘された」と思ってしまうんです。

例えるなら、白い絵の具に黒を1滴入れた感じです。
灰色になったこの色はどんなに白を混ぜても完全な白にはもどらないでしょ。そんな感じなんです。

なので、褒める時は一切マイナスな事は言わない。
たとえそれが事実であっても口にしないことです。

その一言で、「褒められた」という記憶ではなくなります。
なので、「親に褒められたことがない」って言う人はAベクトルの場合が多いんですよ。

ただ、褒めてばかりではなくて「指摘」や「苦言」が必要な時もあると思います。
今回の例えなら「何故、5点を間違えたのか」です。

それは全く違う時にしてください。

Aベクトルの人たちって唐突に話を出されても気にしないので、次の人とかに「そう言えば、昨日のテストの5点はなぜ間違えたの?」と聞けばよいです。

これは「素質」のお話、全般に言えるんですが自分の素質の行動や反応を相手も同じようにすると無意識に思っています。
だから、自分が褒められたいやり方で相手を褒めてしまいます。

それが素質のタイプが同じならよいのですが、違った時は通用しないだけでなく逆効果の場合もあるんです。

ちなみに、本とかブログとかで「褒め方」を言っている教育者とかの人とかの「褒め方」も自分の素質が嬉しい褒め方を「全てに通用する」ように言っているだけです。

自分と褒める相手の素質を確認してみてください。

ここで判定
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それでは終わります。

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