人間関係の悩みを解決、自分自身を知ることのお手伝いをしている占い師でカウンセラーの藤原です。
「人間関係に疲れた」
これって多くの人が一度や二度は思ったことがあるのではないですか?
そして、今も現在進行系でこれを思っているのかもしれません。
よくこの状態の時に必要なことは、「ゆとりを持つこと」だといいます。
「時間のゆとり」「お金のゆとり」「健康のゆとり」だいたいこの3つがあれば人って心のゆとりをもてます。
確かにゆとりがあれば人に接する時も余裕が持てるので、人間関係の悩みやトラブルは減らせます。
減らせますが、どうですかね?
それで「人間関係に疲れた」ってなくなるんですかね。
世の中にこの3つのゆとりを持っている人ってそれなりにいるじゃないですか?
知り合いの中にも、
「それなりに高収入で休みもしっかりと取れてとくに病気もない人」
この程度ならいません?
旦那の収入が高くて優雅に暮らしているセレブ主婦とか笑
でも、そんな優雅な奥様って会ってお茶をすると誰かの悪口や誰かに対する愚痴ばかりいってたりしませんか?
それって人間関係の問題ですよね。
お金持ちだと自分で会う人をある程度決めれるから、人間関係の問題が起きにくいってだけのような気もするんですよ。
お金に余裕がないと嫌な人や嫌いな人がいる職場にでも行かないと行けないじゃないですか?
お金が有るなら家の近所に嫌な隣人がいたら引っ越せばいいですよね。
でも、その状態って「起こる要素を減らしている」だけであって本質的には解決していません。
では、本質的にこの「人間関係に疲れた」って状態を減らしていくにはどうすればいいのでしょう?
世の中のよくある解決方法って「疲れを取る方法」でしかないってことなんですよ。
そうではなくて「疲れない方法」が重要なんです。
変な例えなんですけどね。
昔、電気工事の仕事をしていたんですが、建設中の現場で一日、働いている時よりも既存の完成している建物で1日、働いている時の方が足が疲れることがあるんですよ。
なぜ完成している建物の方が疲れるのか?
これ床にもよるんですけど、ショッピングセンターみたいな所が一番疲れます。
理由は床が滑るんです。
普通に歩いていたら気が付きませんが、ツルツルのきれいな床はわずかですが踏ん張ると滑るんです。
滑らないように無意識に力を入れたり頭で思っている位置より足がずれます。これが一日の間に蓄積していくんです。
これ人間関係で疲れる理由と似ています。
多くの人は、「人と人は違う」と言うのは認識しています。
でも、この「違う」を本当の意味で理解している人は非常に少ないんですよ。
多くの人が思っている「違う」の幅が認識よりも遥かに大きいのです。
だから、自分が想定している範囲外の行動や言動を相手はしてくるので「疲れる」のです。
少し前に書いたこのブログの記事で「夫婦喧嘩の原因の多くはこれが理由です」って言うのがあります。これは、フィックスとフレックスと言う素質の違いが面白いぐらいに出ている話を元に解説しているんです。気になる人は後で読んでみてください。
https://getterlabo.com/2024/03/09/post-997/
お互いが素質での認識の違いで「ボタンの掛け違い」を起こしているのですが、それに気づけません。
だから、夫婦喧嘩になっている本当の理由には気が付かないんです。
このお話って録音された音声があるので、後から検証することができるんですが、たぶんそれでも「違い」はわかったとしても「理由」まではわからないんだと思うんですよ。
それぐらい素質が違うと理解が難しいのです。
「相手を知ること」ってなるんですが、その知るにもどこまで行っても自分の素質っていう基準からしか相手を見れません。ましてや、多くの人は「素質が違う」ということも知りません。
例えるなら、日本語しか喋れない人がフランス語しか喋れない人の話を理解しようとしているような状態です。そして多くの場合は、日本語しか喋れない人は相手も「日本語を喋っている」と思ってフランス語を聞いています。
逆にフランス語しか喋れない人も相手はフランス語を喋っていると思って日本語を聞いているって状態です。
そして、この問題の根幹はこのズレもですが、「自分が正しい」と思っていることなんです。
「そんな正しいなんて」って言う人もいると思います。
もちろん、「自分が正しい」と誰の言うことも聞かないような頑固な人は論外ですが。
多くの人は「自分が正しい」とかは思っていません。
だけど、多くの人は自分の行動や言動、反応の仕方や思考などは多くの人と基本はさほど変わりがないって思っているんです。だから、相手も「そこは同じ」だと。
なので、言い換えれば「正しい」と言うよりも、自分が「普通」で多くの人も自分と同じ「普通」だと思っているです。
ところが、その「普通」を裏切られた時に人は、怒ったり悲しんだり困ったりします。
でも、その普通って素質が違うと違うんですよ。
相手も自分の素質からくる「普通」であなたを見ています。
もちろんですが、その「普通」もずれています。
この、ズレていないと思っているところが常にズレている。
これが「疲れ」を作り出す最大の原因です。
さっきの例えの工事の時の「床」の話だと「ズレないようにする」が解決策ですが、人間関係の場合それは全てにはできません。
それにズレないようにすると、どちらかが自分の素質と違う行動をしないといけなくなるんです。
それでは、その人が疲れてしまいます。
だから、疲れない方法は「ズレてても気にしない事」ってなるんですよ。
人って怒ったりする時は、ほとんどが「自分の思いどおり」になっていないからで、反応が「自分の素質」と同じ言動では無いことをそう感じているんです。
例えば、猫や犬が自分が言った通りの行動や自分が思っていた通りの行動をしなかったら「疲れる」でしょうか?
物理的に振り回されるって事はあっても、「人間関係に疲れる」のような疲れ方はしないはずです。
それは、最初から「違う」が前提にできているからです。
このブログで解説している「パーソナル心理学」はその「違う」を明確に解説しているですね。
そして、「違う」を理解していると「気にならない」に近寄れるんです。
もちろん、人間なんで100%はできない事もありますが、違いを知っていると相手の行動はその「違い」の通りだから「想定内」になるんです。
パーソナル心理学を学んでもらった人で、「今まで嫌いで腹が立ってしょうがなかった身内が、あまりにも素質の通りの行動するので最近は『やっぱりそうした』って笑えてくるんです」って言っておられました。
相手は変わっていないんですが、その自分との違いを知る事ができたら腹が立たなくなってきたんですよ。これで「疲れる」は格段に減るでしょうね。
パーソナル心理学以外でもよいですが、相手と自分が違うことを明確にわかるものがあったらそれで「違い」を理解してみてください。
パーソナル心理学もそんな違いを知る方法も無いのでしたら、まずは自分と相手は「日本語を話している人」と「フランス語を話している人」ぐらい「違う」と言う前提を持ってみてください。
「違うんだから、しょうがないじゃん」
そう思えたら疲れはかなり減りますよ。
え?
「違うはわかったけど、その違いは相手が治さないと」
そう思った人は、疲れからは逃れられないですよ。
「違いが知りたい」と思ったらな。
一度習っちゃえば、一生、その疲れから開放されるかもしれないパーソナル心理学。
一番の人間関係のトラブルを解説しているファーストセッションの講座を受けて見られるとよいと思います。
まずは、自分と「疲れる」相手の素質の違いをセッション(相談)で聞いて見ることからされるとよいと思います。セッションもパーソナル心理学ファーストセッションも対面でもリモート(電話とかskype)でもできます。
パーソナル心理学って本当にあってるの?
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