人間関係の悩みを解決、自分自身を知ることのお手伝いをしている占い師でカウンセラーの藤原です。
「今日、◯◯時から空いていませんか?」とか「LINEやメールの返事を電話でする人」とかいません?これって嫌いな人はすごく嫌いですし、そこまででもない人ってのもいますよね。
実はこれって「持って生まれた素質の違い」なんですよ。
そして普段の人間関係のトラブルのですが、夫婦喧嘩の火種に知らないうちになってたりします。
先日、バラエティー番組を見ていたら女性のタレントさんが「知り合ったばかりの人が、夕方に『今夜食べに行きませんか』と遠方にある有名なお店に食事を誘ってきた」って話をしていたんです。
これは、「いいかなって思っていた人だけど一言でさめてしまったエピソード」ってお題だったんですね。
このエピソードはスケジュール的にとか遠方とか金額とかではなくて、「その日に」ってのでさめてしまったって事をこのタレントさんは語っておられました。
この話を聞いた他の出演者の人は、一応に共感しながらも「そんな有名なところに急に誘うってそれはそれでちょっとかっこいいじゃないですか」とか「相手が嫌でなくてスケジュール的に問題か無かったらよいのでは?」って意見も出ていたんですよね。
この突然、誘ってくる人とか突然、家に来ようとする人っていませんか?
僕のお客さんでも何度か利用されている人で毎回、寸前になって「◯◯時に空いていますか?」って方がおられます。
そこまででなくても、特別緊急なことでなくても「前もって予約」でない人っておられます。
この突然のお誘いとか行動の人ってほとんどが「持って生まれた素質」で決まっいるんですよ。
これ素質には「目的志向型」と「状況対応型」がいるんですよ。
これの違い自体は人間関係のトラブルには大きくは影響はしませんが、地味に「イラッ」ってさせられたりしますし、この行動の違いって多くは自分のこの行動って「みんな同じ」と勘違いしています。
そしてこれはフィックス、フレックスの強さできまります。
「フィックス=目的志向型」で「フレックス=状況対応型」です。
こちらで自分や知り合いはどちらかを確認してみてください。
https://getterlabo.com/twelve/
一部の例外の素質を除いてけっこう顕著にでるので、生年月日がわからない相手がフィックスなのかフレックスなのかを判別するのにも結構使えるんですよ。
今回のお話の急に誘ってくる人や急に来る人は「状況対応型」の人なんですね。
逆の目的志向型の人はこの行動をよほどの理由がない限りしませんし、この行動は苦手なんです。
最初にお話したお話した女性タレントさんは「目的志向型」の方なんですよ。
お相手の方はわかりませんが、この行動からすると「状況対応型」の人の可能性は高いと思います。
そして確実に言えることは、この女性タレントさんは目的志向型ですからこの誘い方は嫌いなんですよ。他のタレントさんたちの中に「さめるほど?」って雰囲気も有ったんですが、これけっこう目的志向型が強い人にとっては「さめるほど」なんです。
今回の目的志向型と状況対応型の違いでの行動の違いは、どちらかと言うと状況対応型が「突然誘う」と言うよりも、目的志向型の人がこれを「まずしない」って事なんですね。
そして先程も書いたようにこの行動をする人が苦手ですし、場合によっては嫌いだったり「イラッ!」ってしています。
これは目的志向型の人は名前のとおりに「目的」を決めて常に行動しているんです。「目的を決めて」といっても常に「よし今度の◯◯までに△△をするぞ」みたいな「コミット」的なことというよりも、無意識に「◯◯する」って目的を持つとそれを変えるのが嫌なんです。
これはどんなに小さな「する」でもです。
例えば、休日に家でのんびりしていてスマホをいじっていて、「たまたま見つけたサイトの記事を読み始めた」みたいな重要でもなければ緊急でもないことでも「それをやっている行動を止められる」のが嫌なんです。
もちろんそこにはその行動の「重要度」っての影響はしてきますが、これは目的志向型と状況対応型ではこの「止められた」って時の「嫌」がぜんぜん度合いが違うんです。
当然ですが目的志向型が強くなればなるほど、この「嫌」な度合いは跳ね上がります。
逆に状況対応型の人は同時に「感情思考」でもあるので、比較的、感情的な行動をするのでこの「急に誘う」的な行動が多くなる傾向にあるんですね。
ちなみに、ホリエモンこと堀江貴文氏が以前に「電話してくるやつとは仕事をするな」っていう事を言って当時、賛否両論になっていました。
そして、そのことをある対談でひろゆき氏が賛同していたんですね。
その対談ではいろいろ「電話してくる」って場合の理由を話していて、それには確かにそうな部分もあるのはあるんです。「効率が悪い」とか「営業だと電話のほうが断りづらいとか」ってのは確かで、ひろゆき氏も言っていますが銀行とかでメールではなくて電話でやり取りしたがるのは日本ぐらいです。
メールのほうが後で読み返せるし証拠にもなるんでその方が確実って思っちゃうんですけどね。
少し話がそれました。
確かに特にビジネスにおいていきなり電話してくるとか訪問してくるなんて効率が悪いですし、相手の時間も奪うのも事実ではあるんですが、これ目的志向型か状況対応型かで「嫌」の度合いがぜんぜん違うって書きましたよね。
ちなみに、堀江氏もひろゆき氏も強い「フィックス」なんで「目的志向型」なんですよ。
確かに「一理ある」ことではあるんですが、「仕事するな」とまでなるのは成功論でも成功哲学でも堀江氏の成功した時の体験でもなく「素質」から行動でしかありません。
よく書きますが、成功者だろうが偉人だろうがその人達の名言もノウハウも「基本的な部分」以外はその人の素質を語ってるだけです。
素質って自分の素質にない行動をされると嫌なんですよ。逆に素質通りの行動は「心地良い」のです。
だから、成功論じゃなくて堀江氏の「お気持ち」です笑
以前、SNSでみた有名なショップをしている経営者の人が「突然電話してくる業者は即出入り禁止にしている」って書いていたんで、生年月日を調べてみたら本質の素質が堀江氏と同じでした。
じゃあ、逆に状況対応型の人には突然誘ったりしたほうが良いのかって言うと「嫌じゃない」ってだけで「嬉しい」わけでありません。
ただ、状況対応型の人はこの行動が多くなるのも事実です。
こちらがメールとかLINEをしたら「電話で返事をしてくる」って人がいますよね。
これも堀江氏ではないですが、嫌いな人っていますよね。
僕もこれって嫌いなんですよ。
もちろん、緊急なこととかな構いませんよ。電話である必要性があるならそれは別によいんですよ。
ちなみに僕も目的志向型が強いんです。
僕は堀江氏やひろゆき氏のように自分軸が強い人と違って他人軸ですから、「仕事の電話も駄目」ってほどではないんですが「こっちがLINEとかでしているんだから、そのスピード感で良いってことだろ」ってのを理解してくれないのにイラッとはします。
状況対応型の人は「いま」そう思ったら「いま」それをしたいんですよ。だからLINEが来てその内容について「いま」話がしたいわけです。
でも、LINEで返信しても返事がすぐに来るとは限りませんから、「いま」その話ができる可能性がある電話になるんです。
突然、誘ってくるのも同じで流石に「いま」とまではいかなくもせめて「今日中」にはその行動がしたいわけです。
だから、状況対応型の人って「きちんとした約束」って実はあまり好きではないんですよ。
ただ、「社会性」って中で「約束」とか「スケジュール」ってのがあるからそれを守っているだけです。
なので、これがプライベートになるとルーズになる人も多くて、前もっての約束をあまりしたがりませんし、したとしても「◯日の午後から」とか「◯日の仕事が終わってから」みたいな曖昧な部分を残した約束をしたがります。
これは、目的志向型が「目的」を決めてそこを邪魔されたくないように、状況対応型がその約束の時になって「いま」別のことがしたいと思つた時にきちんとした約束だと、それができなくなるから嫌なんですね。
これ言葉にも出ていて、日にちとかを約束する時に「目的志向型」は「◯◯日にお願いします」っていうのに対して「状況対応型」は「◯◯日ぐらいにお願いします」って微妙に幅をもたせるんです。
あと同じ状況で「状況対応型」だと「とりあえず◯◯日でお願いします」とかとも言いますね。
目的志向型がしっかり決まっていたほうが良いのに対して、状況対応型は最初から「変更可」な状態が好きなんです。
なので、「変更」とか「ドタキャン」って状況対応型の強い人ほど多くなります。
この記事でそんなお話をしています。
https://getterlabo.com/2023/06/28/post-498/
そして、目的志向型の人は「予定変更」もですが、この曖昧な状況での約束がとても嫌いです。
「◯日の仕事が終わってから」みたいあな約束が、「そうするしかない」って事情がわかってても非常にストレスになるんですね。
この状況だといつ「仕事が終わった」と連絡が来るのかがわからないから、何か目的をもってしまうとそれを中断する時に「イラッ」ってするから待ってる時にすぐに止めれることしかできなくなってしまうんです。
例えば、「配信で映画を観る」とかが難しくなります。でも、結果的に待っていたら3時間も4時間もあって「映画ぐらい観れたじゃん」ってなると一層イライラします。
だったら、この約束は確実な時間を余裕を見て「◯日の仕事が終わってから」ですが、「◯時以降になる」って言ってあるとストレスが減るんですね。
逆に状況対応型の人はあまり「変更不可」な状態だと、「息苦しくなる」のであるていどは「変更ありき」での約束も必要になります。
どこかに出掛けた時も、目的志向型は先に決めていた所をまずは行こうとしますが、状況対応型はその時に気になった所に先に行こうとします。
これお互いに理解してて「半歩ずつ」譲ればいいのだと思うんですよ。
そうそう、よく書きますが組み合わせなどの関係で「男性の80%ぐらいはフィックス」で「女性の80%ぐらいはフレックス」の傾向が強いんです。
ということは、男性の80%は目的志向型で女性の80%は状況対応型の傾向になります。
今回の最初にお話した女性タレントさんは女性の20%側の女性でフィックスで目的志向型の人です。
女性はフレックスで目的志向型の人のほうが多いので、確率論的にはこの女性タレントさんがされたような誘い方ぼ方が正解だったりするんですね。
おそらく、この女性タレントさんを誘った方は「20%側のフレックスの強い男性」か「それが女性には確率が高い」と経験則から知っているかのどちらかだと思います。
まあ、どちらにしてもこのタイプの男性は「浮気者」が非常に多いんですけどね笑
するとね。
奥さんがフレックスで旦那さんがフィックスって確率が高くなるんですが~
これ、こういう会話が夫婦喧嘩の小さな火種の蓄積になったりするんですよ。
旦那さんが休日に趣味のプラモデルを作っていました。奥さんが「ちょっと台所を整理したいから、冷蔵庫の前の物を運んでくれない」
目的志向型の旦那さんは今やっていることを中断したくありません。
状況対応型の奥さんは「いま」やってほしいです。
これもちろんですが、その「冷蔵庫の前の物を動かす」が緊急なことなら旦那さんもすぐに応じますが、そうでないのならすぐに応じるのは嫌なんです。
だからって、今やっていることも緊急性も重要性も低いのなら「目的」を中断するのは構わないんですよ。
問題は、緊急性がないのに「いま」なことなんですね。
そしてそれをされると、「怒る」ってほどではないすが心のなかで「イラッ」ってしていたりします。それがだんだんと蓄積してきたりその後の態度に出たりが「夫婦喧嘩」の小さな火種になったりします。
奥さん達の状況対応型からみたらそんな程度で「イラッ」ってしなくてもって思うかもしれませんが、これって「理屈」じゃないんですよ。
逆に状況対応型であるフレックスの人もフィックスからみたら、「そんな事でイライラしなくても」みたいな事は幾つもあるんで「お互い様」です。
なので、緊急性がない限りは「ちょっと台所を整理したいから、冷蔵庫の前の物を運んで欲しいけど『いつならできる?』」って聞けばいいんですよ。
奥さんからは「別に中断しても支障のないことを旦那がしているから『いま』って言っているだけで、本当に重要なことをしているなら『いま』なんて言わない」って思われるかもしれませんが、それこそが目的志向型と状況対応型の違いのギャップです。
さっきの「ドタキャン」の記事の中で書いていますが、目的志向型は約束や目的の優先順位は「先にしたほう」で状況対応型の優先順位は「重要性」なんですよ。
奥さんは重要度が低いから「変更可」って思うし、旦那さんは「内容」ではなく「順番」なんです。
意外とこの「目的変更」をさせる行動って目的志向型にとってはストレスだったりします。
世の中の奥様方が「うちの旦那は頼んでも何もしてくれない」って言うのってもしかしたら、これが原因でそうなっていりします。
それではこれで終わります。
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