前回のPart2では男性が「本音軸」で女性が「建前軸」って言うもっとも多くあるパターンでの行き違いのお話を例文を使ってお話しました。
そこでは建前軸の人は相手の言ったことを「解釈」で覚えていて、その解釈を「相手が言った」と記憶していると言うお話でした。
そして「本音軸」の人はあくまでも会話は「言葉」もしくは「文章」として言ったことが全てで、どんなに「そんな風に解釈ができる」と言う内容でも「言葉」に出てこなければそれは「無い」という事もお話しましたね。
これによって「言った、言わない」の違いが起こってそこから喧嘩になっているお話をしました。
これ逆のパターンもあるわけですよ。
Part2での例え話を使ってお話すると。
今度はA君が建前軸でBさんが本音軸になります。
ちなみに、Part2の例えをもう一度確認したい人はこちらです。
https://getterlabo.com/2022/11/01/post-119/
するとこのお話では、A君は言葉の中に「食べた」とは言っていませんが、解釈を伝えようとしているので「こう言えばわかるでしょ」って思っているので「食べた」可能性が高いんですね。
でも、Bさんが本音軸の場合は、自分が食べたなら「食べた」と言う言葉を言うのにA君の話の中には出てきませんでしたので「食べた」とは思わない可能性が高いんですね。
ただ、この場合はBさんがこの会話の中で「A君は食べたの?」みたいな内容の事を質問する可能性が高いので誤解は生みにくいんです。
これは女性の本音軸の場合はよほど本音軸の素質が強くない限りは、女性は「フレックス」の性質をもともと持っているので「察する」という部分もあるんです。察するんですがやはり「本音軸」にとっては言葉に出てこないのなら「無い」と思ってしまうので、「察する」と矛盾するから「聞く」と言う行動になりやすいんですね。
でも、もしBさんが何かの理由でその質問をせずにこの会話を終わらせたら「食べた」話だとは思っていません。
すると、後日、A君が「まえの俺が食べて美味しいって話したナポリタンを食べに行こうよ」と言いました。
とうぜん、Bさんは「食べた話」だと思っていませんから、「え?なんの話?」ってなります。
そうなるとA君は「え~この前話したじゃない。ちゃんと聞いてないの?」とか「覚えてないの?」ってなるんですね。
ここで、ポイントは建前軸のA君は実際には「食べた」という単語は言ってませんが、「食べた」と言う言葉を伝えたって記憶しているのです。
これも「言った、言わない」って行き違いになりますよね。
ここではPart2の例えを使ったので、A君は男性ですが建前軸でBさんは女性ですが本音軸でお話しました。この組み合わせの人はいますが、数が多いのは男性は本音軸で女性は建前軸なんです。
割合的には男性の80%程度は本音軸(フィックス)、女性の80%程度は建前軸(フレックス)で残りの20%程度は反対になります。
今回は、最初の例え話を使ったので男女が逆になりましたが、今度は女性が建前軸で男性が本音軸の時によく起こる「女性発信の話」で夫婦やカップル間でよく女性が不満に思うことを次のPart4でお話します。
Part4はこちら↓
https://getterlabo.com/2023/01/28/post-236/
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