人間関係の悩みを解決、自分自身を知ることのお手伝いをしている占い師でカウンセラーの藤原です。
以前、このブログで「LINEの返事が遅い人」ってお話を書きましたその時に「次回、文章が長いとか細切れで送る人を書きます」って書いてたのですがすっかり間が空いてしましました。
ちなみに、「LINEの返事が遅い人」の記事はこちらです。合わせて読まれると面白いと思いますよ。
https://getterlabo.com/2023/11/27/post-714/
LINEだけに限らずメールとか文章で伝えるものって意外とその人の本性が見えやすいんですよ。
人って目の前に他人がいる時は世間体で誤魔化しているときが多くありますからね。
目の前に相手がいないLINEとかメールってその世間体の部分が余り働かないんですよ。
今回のお話も「持って生まれた素質」がすごく出ています。
こちらで自分や相手の人の素質が確認できますから、自分や周りの人の素質を知って読むとさらにおもしろいと思います。
https://getterlabo.com/twelve/
文章が長い人
LINEとかで文章が長い人っていうのは「他人軸」の人たちだったりします。
他人軸が強い素質の人の特徴は、喋る時に結論の前に「なんで~どうして」と言う説明が入るんですね。むしろ、このタイプには結論よりも「なんで~どうして」の方が重要なぐらいの感覚です。
これは、他人軸の人は文字通り「軸」が相手側にあるので、相手の同意が取りたいからその「理由」が重要になってくるんですよ。
逆に自分軸が強い人達は、相手がどうよりも自分がどうなのかが重要だから相手に説明して同意を求める必要がないんですね
結果、どうしても他人軸の強いタイプの人が説明が入る分で長くなってきます。
逆に自分軸が強ければ理由の部分が無いので結果だけ伝える形になるんで文章が短くなります。
例えば、友達に「日曜日に仕事を手伝ってほしい」と頼まれました。
手伝ってあげたいのですが法事があって行けません。
そんな時の断るに、他人軸の人は法事があることだけでなくその法事が「誰の法事」だとか「何処である」とか「何時に始まる」とか、「どうしても行かない理由は何か」などを時系列で説明します。
それは、相手に「こんな内容の事があるから行けない」と同意してほしいからです。
逆に自分軸の強い人は、「行かれない」もしくは「空いてない」の一言だったりします。
よくて「法事があっていかれない」ぐらいですかね。
ひどい場合は返事すらくれません。
「行く、行かない」は自分の問題ですから「同意」なんて必要ないので返事もしなかったりします。
文章の長いタイプは、自分の言いたいことの「なんで」の部分を説明しょうとしているだけなので、長いのは「くどい」とか「言い訳」ではないので、「説明書」ぐらいに思って最後まで読むと結論も最後にあったりします。
それと、このタイプの特徴でやり取りの終わりが無かったりします。
どういうことかって言うと、やり取りの最後に例えば「ありがとうございました」と送ったら「こちらこそまたよろしくお願いします」ときたので、「よろしくお願いします」と返すと「ありがとうございました。」きて・・・みたいに「もう返事はいらないよ」ってところにも返事が来て「終わりどころ」がわからなくなる相手っていたりしませんか?
このタイプは「他人軸」ですから「相手の為になにかして」終わろうとするんですよ。
なので言い換えれば自分側の時では終わらないんで、何かのメッセージを返してきます。
これに気を使って返事をしちゃうと、それに対してもまた何か返事が来るので終われなくなりますから、気にせず終わってください。
その方が他人軸のタイプは楽なんです。
細切れで送る人
これをする人は自分軸ではあるんですが、その中でフレックスの強い人です。
自分軸の中にはフィックスとフレックスのタイプが居るんですね。
先程書いた、自分軸が強くて返事が短いタイプは自分軸のフィックスです。
フィックスとフレックスを簡単に説明すると、フィックスは論理思考でフレックスは感情、イメージ思考です。
この2つの一番大きな違いの一つが、言葉や文字を聞いた時や話す時に「頭の中で文字や音声が浮かんでいるか、映像が浮かんでいるか」の違いがあります。
自分軸のフレックスの人は会話を映像にして捉えています。
当然、送る時にも伝えたいことの映像が頭にあってそれを言葉にして送ってるのですが、ここでその映像を全部説明しきれないんのです。
なので、その映像の自分が一番気になっている部分だけでを言葉にして送ります。
例えば、「昨日は何してたの?」と聞かれたとしましょう。
「昨日、近くの海にA君と行って夕日を見たら真っ赤で綺麗だった」だとしたら、「夕日、赤くて綺麗だった~」とだけ送って来ます。
すると少しして、「近くの海に行った」ときてそれからまた「A君とだったよ」と細切れで来ます。
頭に浮かんでいる映像を気になる部分から次々と言葉にして送って来ているんですね。
言葉を変えると、「思いついたところから」送って来ているんです。
よく、会話に「主語がない」って言われるのがこのタイプです。
主語がない理由は、自分は映像で見ているので「わかっている」からで、イメージ思考が強いので自分の一番印象が強いところを言えば後は「わかる」と思ってるからです。
もう一つ特徴なのは、頭の中の映像を見ている時はそれしか見えないくなってるので、細切れで送ってきている時は相手が返事をしたかとか見ずに自分の思いついた事を送ってきます。
なので、返事をする側は最初のメッセージに対して返事をしようとしている間に次のメッセージが来てしまったりで一方的に話が進んでいったりします。
あと、このタイプには2つ以上の質問をするとその中の1つにしか回答してきません。
それは頭の中の絵が同時に2つ作れないからで、2つ以上の質問をしてもその中の一番印象に残ったものか最後の質問にだけ返事をしてきます。
一つの質問が終わったら残りの絵が頭に浮かぶ場合もありますが、それはよほど印象が強い場合なのでほとんどは別の話にイメージが移ってしまうので質問する時などは一つづつがよいです。
このタイプは細切れでもですが、こちらの返事を待たずに何か思いついたら送ってくるので「キャッチボール」にはなりませんから、こちらも「ドッジボール」だと思って「ぶつけれる時にぶつける」ぐらいの感覚でやりとしたほうが上手くいきます。
最初に書きましたがLINEとかメールはその人の人となりが出やすいので、「違い」にもなりやすいですがその人の「人となり」も見れたりします。
それではこれで終わります。